日揮が新たにスタートアップBALLASに出資
日揮ホールディングス株式会社は、建設部材調達プラットフォームを展開する株式会社BALLASに当社のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「JGC MIRAI Innovation Fund」を通じて出資したことを発表しました。この投資により、日揮はプラント建設におけるサプライチェーンの課題解決を図ります。
サプライチェーンの現状と課題
近年、国内のプラント建設業界は熟練した労働者の不足や労働時間の制限に直面しており、生産性の向上や納期の管理が難しくなっています。特に部材については、プロジェクトごとの仕様が異なるために、調達から納入にかかる時間が長くなっているのが現状です。ベストなソリューションとしてはデジタル技術の活用が重要で、部材の設計や製造過程の標準化が急務とされています。
BALLASの取り組み
株式会社BALLASは、そのデジタルプラットフォームを通じて部材製作の設計からパートナーの選定、納期や品質の管理までを視覚化し、複雑な調達プロセスを効率化します。特に機器架台や配管サポートなどの付帯部材において強い競争力を持っており、これにより建設現場での業務効率向上に寄与しています。
日揮の展望
今回の出資により、日揮はBALLASの技術とノウハウを社内に展開し、共同で業務の効率化を進めることが期待されます。将来的には、日揮が持つエンジニアリング技術とBALLASの専門性を融合することで、より多様なプラント部材の供給を目指します。これにより、業界全体のサプライチェーンの強靭化への貢献が見込まれています。
企業情報
BALLAS
- - 設立: 2022年2月
- - 本社所在地: 東京都中央区
- - 代表者: 代表取締役 木村 将之
- - 事業内容: 建設部材の設計開発、製造販売、ソフトウェア開発
- - 公式サイト: BALLAS
JGC MIRAI Innovation Fund
- - 設立: 2021年4月
- - 運用総額: 50億円
- - 有限責任組合員: 日揮ホールディングス株式会社、日揮株式会社
日揮グループは、革新的な技術やビジネスモデルを持つスタートアップとの連携を通じて、安全で持続可能な社会の構築を目指しています。CVCファンドを活用した取り組みは、カーボンニュートラルの実現や強靭なインフラの構築をテーマに進められています。