多様性を尊重するエンタメ界を目指すサービス「debate+ LGBTQ」誕生

多様性を尊重するエンタメ界を目指すサービス「debate+ LGBTQ」

近年、日本においても「ダイバーシティ」という言葉は耳にする機会が増えました。しかし、依然としてハラスメントや偏見の問題は残り、実際の社会では根付いているとは言えません。こうした現状を受けて、株式会社8millionは新たなサービス「debate+ LGBTQ」をリリースしました。このサービスは、すべての人がエンタメの魅力を享受できるようにするためのものです。

「debate+ LGBTQ」の使命

この新しいサービスは、コンテンツの企画や制作において多様性の観点からの客観的なフィードバックを得ることを可能にします。主に、LGBTQコミュニティの当事者やその理解者（ALLY）からの意見を取り入れ、リリース前に内容の改善を図ることが目的です。実際、作り手が社会課題に対する理解を深めることで、固定概念に縛られない新しいコンテンツが生まれ、すべての人にその素晴らしさを届けることが期待されます。

コンテンツ制作への影響

制作チーム内でいくらディスカッションを重ねても、実際に当事者がいなければ、気づけない点が多くあります。このような視点を補完するために設けられたのが「debate+ LGBTQ」です。このサービスを利用することで、制作側は独自の知見を拡充させ、新たな気づきを得ることができるのです。8millionは、これまでの経験を活かし、フィードバックをレポーティングし、改善案を提案いたします。これにより、企業やクリエイターはより良いコンテンツ制作に向けたディスカッションが促進されます。

サービス提供の方法

「debate+ LGBTQ」では、二つのアプローチでサービスを提供しています。多様な意見を収集したい場合には「アンケート方式」を推奨し、少人数での深堀りを希望する場合には「グループインタビュー方式」がおすすめです。もちろん、両方を併用することも可能です。

セミナーの開催

また、8millionはダイバーシティをテーマにしたオンラインセミナーも開催します。2021年8月30日（月）18:00から19:30までを予定し、参加費は無料です。講演には株式会社丸井渋谷店の営業担当者が登壇するほか、YouTuberの「かずえちゃん」も参加します。

かずえちゃんとは

彼女はLGBTQの当事者として自らの経験を活かし、「みんな違って、みんな良い」というメッセージを広めています。学校や企業での講演活動やメディアへの出演も行っており、LGBTQがより暮らしやすい社会の実現を目指しています。

株式会社8millionについて

8millionは「目の前の人を笑顔にする」を企業理念に掲げ、ソーシャルクリエイティブレーベルとして活動しています。また、同社は中立的な立場でデジタルコンテンツプロデュースを行い、多くの人々に楽しんでもらえるエンターテインメントを提供しています。

このように、「debate+ LGBTQ」は的確なフィードバックを介して、より多様性を尊重したコンテンツ制作を実現し、すべての人に素晴らしい体験を提供することを目指しています。今後の展開も期待がかかります。