動物保護団体とペットゴー共催「HOMECOMING PARK」が開催、再会と出会いの場に

「HOMECOMING PARK」で再会した卒業犬たち

2025年5月24日、東京都大田区の城南島海浜公園において、動物保護団体を巣立った卒業犬たちの里帰りイベント「HOMECOMING PARK」が開催されました。このイベントは、ペットゴー株式会社と一般社団法人Do One Goodが共催するもので、保護犬たちとその迎え主が再会する特別な一日となりました。

当日はおよそ200頭の犬と、270人以上の飼い主が集まり、卒業犬との懐かしい再会を祝いました。テーマ「喜びの再会、新たな出会い」に基づき、参加者たちはただの同窓会を超え、保護犬とその未来を考える重要な場ともなりました。

HOMECOMING PARKの目的と内容

HOMECOMING PARKは、以下の4つの目的を持って開催されました。
1. 社会貢献（殺処分ゼロ） – 保護犬と暮らすことに前向きな人を増やすこと。
2. コミュニティづくり – 保護団体を起点とした絆を育むこと。
3. 飼い主のマナー啓発 – ペットを通して他人を尊重する考え方を育む。
4. 健康促進 – 人とペットが健康で笑顔に満ちた社会を築くこと。

このイベントでは、特設ドッグランでの「こっちにおいでゲーム」や、参加団体対抗の白熱したゲーム、ペットヘルスケアクイズなど、多彩なプログラムも用意され、来場者は存分に楽しむことができました。また、キッチンカーによる飲食ブースも設置され、来場者同士の交流をさらに深める場となっていました。

保護犬への理解促進

このイベントは、卒業犬だけでなく、未来の家族を求める保護犬たちにとっても重要な機会です。さまざまな活動を通じて、多くの人に保護犬の存在や、その背景にある問題について知ってもらうことができました。参加者は自分の保護犬との思い出を語り合い、新たな飼い主を希望する犬との出会いの場に繋がっていくのです。

注意喚起と感謝の念

一般社団法人Do One Goodの代表である高橋一聡氏も、イベントを通じて「保護犬たちがしっかりと生活されていることに感謝し、今後もこのような機会を続けていきたい」と語りました。また、保護団体からの飼い主へのマナー啓発も不可欠で、「犬を迎える際には、責任を持って飼うことが重要」と再度強調しました。

未来へのビジョン

ペットゴー株式会社は「ハッピーペットライフ・ハッピーワールド」を企業理念に掲げ、ペットの健康や生活向上に努めています。イベントを通じて、将来的には保護犬と新たな飼い主をつなげること、そして、ペットショップの新たな形を提案しています。

今後も「HOMECOMING PARK」のようなイベントを引き続き開催し、より良いペットとの暮らしを提案し続けることでしょう。こうした取り組みは、ペットと人の関係をより深めるものとなり、今後の保護犬たちの未来にも良い影響を与えると期待されています。

この日、卒業犬たちとその飼い主、さらにはお手伝いをしてくださったボランティアの皆様すべての人が、素晴らしい思い出を持ち帰ることができた一日でした。来年も、このようなイベントが盛大に開かれることを心から願います。