出羽三山の魅力を詰め込んだ新たな挑戦
山形・鶴岡市で、一般社団法人DEGAM鶴岡ツーリズムビューローが出羽三山の自然を感じられるオリジナルノンアルコールジン「DEWA」を開発しました。この取り組みは、訪れる人々が地域の魅力を存分に体験できる環境を提供するための実証事業であり、2026年夏からの「山形庄内 夏の観光キャンペーン」とも連携しています。
「DEWA」は、飲む人も飲まない人も同じように楽しめる新たな飲み物として、生まれました。出羽三山で用いられる自然素材をふんだんに使い、特に羽黒山に自生する椿の葉を中心にしたボタニカルな香りが特徴です。これは、鶴岡の深い信仰文化や風土を感じさせるものでもあります。ここでは、飲酒をしない・できない方も増えていることから、ノンアルコール飲料として旅行者に新たな体験を提案しています。
旅のキーワード「詣でる、つかる、頂きます」
出羽三山には、神社参拝や温泉文化、そして豊かな食文化があります。この土地の魅力をシンプルに享受できるよう「詣でる、つかる、頂きます」というテーマのもと、旅行者には温泉に浸かり、美味しい地酒と旬の料理を楽しむ「精進落とし」の習わしが昔から続いています。また、鶴岡は日本酒の文化が根付いた地域でもあり、歴史ある酒蔵が点在する一方で、全国的にノンアルコール飲料の需要が高まっているのです。
この背景から、「DEWA」の開発は地域へ着目した新しい試みとなります。このオリジナルのノンアルコールジンは、出羽三山の自然や文化を体験する新しいスタイルを提案しています。2026年の夏には、鶴岡市内の15の飲食・宿泊施設で提供が開始され、モニター調査を通じて対象者からの意見を集めます。
「DEWA」の魅力
「DEWA」の主成分となるボタニカルは、椿の葉のほかにも、ジンに欠かせないジュニパーベリー、羽黒山の参道を香るクロモジ、そして伝統的な食文化に使われる笹や、薬草として親しまれてきたキハダ、ドクダミ、さらには柿の葉などが含まれています。
これらの素材は、すべて出羽三山神社からのサポートを受けて採取されています。これにより、飲む人にとっては山を訪れた際の思い出を、まだ訪れたことのない人には新たな期待感を抱かせることができる一杯に仕上がりました。
本プロジェクトでは、一般社団法人コトハバの都丸絢氏が協力。デザインから香りの追求まで試作と試飲を重ね、「DEWA」の味わいはその土地と自然の息吹を感じさせるものとなっています。地域を表現したこのノンアルコールジンは、特に自然を愛する旅行者に新しい体験を提供することでしょう。
これからの参加方法
「DEWA」は、2026年8月から9月にかけての期間中、鶴岡市の飲食店や宿泊施設で提供されます。提供時にはアンケートが実施され、飲み物の評価やニーズを把握して、さらに良い商品開発へとつなげていくことが予定されています。皆さんも出羽三山の自然を感じながら、ぜひ「DEWA」を体験してみてはいかがでしょうか。
本開発の詳細は、つるおか観光ナビで随時更新されていますので、ぜひチェックしてください!