筑波大学が次世代スポーツリーダーを育成するプログラム
筑波大学では、スポーツ界における真のリーダーシップを育成するための特訓が行われています。このプログラムは、全国的に活動するアスリートたちが集結し、未来のビジョンを描く2日間にわたる研修です。今年で6回目を迎えるこのリーダーシップ研修は、競技力を超えた学びを提供し、参加者同士の貴重な交流の場ともなっています。
大学スポーツ教育の最前線
筑波大学体育スポーツ局は、2020年から大学スポーツ教育に力を入れ、最先端の科学的アプローチやキャリア発達、そして国際的な挑戦を通じて学生選手への支援を行っています。この教育支援は、全国制覇を果たす部活の誕生を促し、着実な成果を上げてきました。
次回のリーダーシップ研修は、2月8日と9日の2日間にわたり、全国から選ばれた25チームのキャプテンや副キャプテンなどが集まります。ここでは、様々なワークショップやプレゼンテーションを通じて、チームのビジョン作りやその実現に向けたリーダーシップのスキルを磨きます。
各部活動を牽引するリーダーたち
今回のプログラムは、筑波大学の各部活動をリードする主将や副主将、主務が主な参加者です。彼らはリーダーシップ力を高め、チームの未来について議論するための貴重な機会を得ます。筑波大学体育スポーツ局は、米国の大学スポーツシステムを参考にし、2023年に設立された全学的組織です。その目的は、日本社会における学校スポーツの発展に寄与することです。彼らは、アチーブメント社との協力を通じて、教育分野においてもリーダーシップやマネジメント能力を養うプログラムを実施しています。
異なる部活のリーダーからの学び
このプログラムの特徴は、さまざまな部活動から参加するリーダーたちによる刺激的な意見交換が行われる点です。日本の学校環境では部活動同士の交流が少ないと言われていますが、筑波大学ではその壁を取り払い、横のつながりを構築しています。これにより、成功事例の共有や協力関係の形成が進みます。
プログラムでは、まず体験型ワークでリーダーシップ力を育成。次に、各部活動での取り組みをシェアし、意見交換を行います。その後、チームごとにビジョンを作成し、最終日は他チームへのプレゼンテーションを行います。
実績とさらなる希望
地方の大会や全国レベルの競技会において、筑波大学の選手たちは様々な優秀な成績を収めてきました。ここ数年の実績には、剣道の関東大会優勝や女子バレーボールのインカレ連続優勝など、数多くの輝かしい成果があります。選手たちの努力は確かな結果に結びついており、スポーツを通じて培ったリーダーシップが社会人としての生活にも活かされることを期待されます。
プログラム情報
このリーダーシップ研修プログラムは、以下の詳細に従って実施されます。
- - 日時:2月8日(土)、9日(日) 9:00〜17:00
- - 場所:筑波大学内会場
〒305-8577 茨城県つくば市天王台1丁目1−1
- - 参加者:運動部リーダー(主務・主将・学年代表等)約60名
本プログラムでは、様々なワークやアウトプットを通じて参加者が年間方針を発表し、実りある時間を目指します。
アチーブメント株式会社のご紹介
アチーブメント株式会社は、人材教育のプロフェッショナルとして35年以上に渡り、約50万人以上への研修提供を行ってきた企業です。教育を通じて社会を変えることを目指す彼らの取り組みは、企業に加え学校教育でも高い評価を得ています。今後も筑波大学と連携し、地域や社会に貢献するリーダーを輩出していくことが期待されています。