NetflixとVIPOがタッグを組んだ「VIPO Film Lab」監督コース
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、若手映画制作者の育成を目的とした「VIPO Film Lab」を運営しています。特に、映画の国際共同製作を推進し、世界で活躍できる人材を育てることを目指しています。今年度は、Netflixの全面的な協力を受け、映画制作を志す若者たちに向けて特別な「監督コース」を設けることが決まりました。このプログラムでは、国際的な視点を持つクリエイターを育成し、具体的にはフランス国立映画学校(FEMIS)のブリス・コヴァン氏を講師として招き、映画表現に関する専門的な知識を学ぶ機会を提供します。
オンラインでの初回講義が無料で視聴可能
この「監督コース」の初日の講義は、3月10日(月)の14:00からオンラインで公開されます。講師のブリス・コヴァン氏による演出についてのレクチャーが行われ、逐次通訳も用意されますので、英語に不安のある方でも安心して参加できます。参加費は無料で、海外進出を目指す映画クリエイターにとってこの講義は貴重な学びの場となるでしょう。
応募資格と募集人数
本講義への参加資格は、過去に国内劇場公開映画において監督、プロデューサー、あるいは撮影監督としての役割を持ち、評価を得た実績があることが求められます。具体的には、映画祭での入選歴などが挙げられます。募集人数はおおよそ50名程度で、応募締切は3月6日(木)の23:59となっていますので、興味がある方はお早めに申し込むことをお勧めします。
クリエイター育成の重要性
Netflixは、日本のコンテンツが世界で注目を集めている現状から、国際的なクリエイターの育成が急務であると語っています。このプロジェクトを通じて、多くの若手人材が国際的な視野やスキルを身につけ、今後の日本の映像産業に貢献できるようになることが期待されます。
講師プロフィール
講師のブリス・コヴァン氏は、フランスやアメリカで助監督として15年以上の経験を持ち、数々の著名な監督と共に仕事をしてきました。自身のデビュー作がベルリン国際映画祭に出品されるなど、その実績は非常に華麗です。現在は、舞台演出の準備や新作の脚本を執筆しながら、俳優の演出についても教えています。
VIPO Film Labについて
「VIPO Film Lab」は、プロデューサー、監督、脚本家など、現在の映像界で活躍するプロフェッショナルを育成する場です。様々なワークショップやオンライン講座を通じて、実践的なトレーニングを行っています。この機会に是非、次世代の映像制作者たちの育成に参加してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先
詳しい情報や応募方法については、VIPO Film Labの公式ウェブサイトをご確認ください。問い合わせは、特定非営利活動法人映像産業振興機構の事務局までお願いします。件名に「監督コース」と明記することをお忘れなく!