GBP株式会社、アルミ端子新発売のお知らせ
GBP株式会社は2024年4月より、自社開発のアルミケーブル用端子の販売を開始します。日本国内の電気工作物では、これまで銅製ケーブルが主流でしたが、最近の銅価格の高騰に伴い、ケーブル盗難の問題が深刻化しています。これにより、多くの事業者は盗難対策を強化せざるを得ませんでした。
このような背景の中で、従来の銅を使用したケーブルに代わり、アルミケーブルが注目を集めています。アルミは市場価格が銅よりも低いため、盗難被害を軽減する有効な手段として期待されています。GBPはこれに応じ、自社開発のアルミケーブルに加え、端子の開発にも取り組みました。
アルミ端子の詳細
GBPが提供するアルミ端子は主に2種類です。
- - 低圧・高圧(~35kV)アルミ端子 38~400SQ
- - 低圧・高圧(~35kV)銅アルミ合金端子 38~400SQ
これらはすべてJIS規格に準じた高品質な製品です。さらに、銅アルミ合金端子は独自に開発されたもので、銅とアルミの接触部分で発生する発熱問題の解決を目指しています。
銅アルミ合金端子の特長
1.
安全性:銅とアルミの接続が安全かつ効率的に行え、発熱問題を抑えることができます。
2.
腐食防止:適切なコーティングと設計により、接触部の腐食を防止します。
3.
施工効率向上:銅ケーブル用端子台への接続が一つの端子で行え、施工の効率が向上します。
これらの特長により、より快適で安全な電気施工が実現可能になります。
関連サービスの展望
日本国内では依然として銅ケーブルが主流とされていますが、世界全体で見ると、アルミケーブルの生産量は約8割にのぼります。そのため、GBPでは国際的な技術と施工方法を日本に導入し、アルミケーブルの実用化と普及を目指しています。
現在、圧縮工具や端子台など、関連部材の開発も進めており、新たな製品が完成次第、改めてお知らせする予定です。
また、アルミケーブル施工初心者向けに、施工の流れや注意点をまとめた教育用動画も企画しています。これにより、施工者が自信を持って作業を行えるようにサポートしてまいります。
GBPは今後も製品ラインナップの充実を図り、お客様の課題解決に積極的に貢献していきます。新製品に関する詳細は、公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、GBP株式会社の公式ホームページのお問い合わせフォームをご利用ください(
GBP株式会社お問い合わせフォーム)。