セルシス、2025年2月度事業進捗レポート
株式会社セルシスは、2025年2月度の事業進捗レポートを発表しました。このレポートでは、クリエイターサポート分野において新たな成果を上げ、驚異的な成長を実現していることが報告されています。
クリエイターサポート分野の飛躍
2月度の営業報告によると、クリエイターサポートの分野でのARR(Annual Recurring Revenue)が45億円を超え、これまでで最高の数値に達しました。これは、CLIP STUDIO PAINTなどのサブスクリプションサービスの人気が高まっていることを示しています。特に、ユーザーからの支持が厚く、引き続き安定した契約数を維持しています。
さらに、2025年2月14日に発表された「中期経営計画2025-2027」に基づき、従来の指標に変わる形で、新たにプラットフォーム利用者数を重視した経営方針を採用しました。これにより、サービスの利用者数を成長の鍵として位置付け、クリエイターエコノミー市場全体における地位をさらに強化する方針が示されています。
サービス名称の変更
事業全体においても変化が見られ、「サービス」という名称が「プラットフォームサービス」に変更されました。これにより、クリエイターとその作品を支援するサービスのあり方がより明確に示された形です。今後はCLIP STUDIO PAINTのメジャーバージョンアップを控え、3月にはそれに合わせたキャンペーンが実施される予定です。
チャーンレートの状況
また、CLIP STUDIO PAINTのチャーンレートも報告されています。これは、一定期間内の顧客離脱率を示し、特にサブスクリプション契約を基盤にした顧客数から算出されています。今年の5月にはセキュリティ強化のため決済システムを見直し、その影響で一時的にチャーンレートが変動したものの、新規契約数は順調で安定した状況にあるとのことです。
中期経営計画の影響
以上のような成果は、全て「中期経営計画2025-2027」に基づく取り組みの結果といえます。この計画では、クリエイターエコノミー市場における事業領域の拡大と新たなサービスの創出を目指しており、特にプラットフォーム利用者数の増加が重要視されています。
中期経営計画の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。
中期経営計画2025-2027
今後への期待
今後は新たなサービスの展開や、クリエイターの活動をさらにサポートするための施策が期待されます。セルシスがクリエイターの夢やオリジナルコンテンツの創作をどのように支援していくのか、業界関係者やユーザーの注目が集まっています。クリエイターエコノミーの成長とともに、セルシスがどのように戦略を展開していくのか、引き続き注視していきたいところです。
このように、セルシスはクリエイターにとって魅力的なプラットフォームを提供し続け、さらなる成長を目指す姿勢を示しています。今後の展開に期待が寄せられます。