行動経済学を活用した新たな調査手法「CONNECT」
近年、消費者との接点を効果的に理解し、ブランドエクイティを高めることが企業の競争優位を確立する鍵の一つとされてきました。そこで注目を集めているのが、カンターが合同開催するウェビナー「ブランドエクイティを効果的に成長させるアクションレバーを明らかにする、行動経済学を取り入れた調査手法 “CONNECT (コネクト)”」です。ウェビナーの開催日時は2025年6月19日(木)15:00~16:00です。このウェビナーでは、企業やブランドが消費者との接点を把握するための手法や、どのようなデータが得られるのか、またそのデータを通じて消費者のアクションレバーを明らかにする方法について説明されます。
CONNECT(コネクト)とは何か?
CONNECTは、ブランドと消費者との接点を精査し、その重要な瞬間を特定するための調査手法です。現代では多くのペイドメディアが存在し、消費者との接点が多様化しています。しかし、ペイドメディア以外のタッチポイントも無視できません。調査によると、ブランドエクイティの75%は、製品やサービスの体験や、友人・家族からの推薦といったメディア以外のタッチポイントから形成されることが明らかになっています。
すべてのブランド体験は、消費者の態度や行動に影響を及ぼす一方、限られた予算の中でそれをどうカバーするかが企業の課題です。そのため、各接点における消費者のアクションレバーを最適化し、競争優位なタッチポイントに投資する判断を下すことが企業には求められます。
調査の方法と特徴
この調査は、通常のオンラインサーベイを通じて行われます。また、行動経済学の観点を用いて、カンター特有の回答速度測定とデータモデリングが組み込まれています。この分析によって、ブランドのパフォーマンスを明確化し、競合の詳細な分析を行うことができるため、消費者が求める接点に基づいた戦略を構築できます。
ウェビナーの登壇内容
ウェビナーでは、次のような内容が予定されています:
1. なぜ企業やブランドが消費者との接点を把握することが重要なのか。
2. 消費者との接点を評価する上で重要なポイント。
3. 行動経済学を取り入れたタッチポイント評価手法「CONNECT」について。
カンターの専門家である吉本潤一ディレクターと川村紗良アシスタントマネージャーが登壇し、自社の事例を交えた具体的なデータとアナリティクスを基に、実用的な情報を提供します。
参加方法と個人情報の取り扱いについて
ウェビナーは無料で参加できますが、事前の申し込みが必要です。申し込み時には、提供される個人情報が営業活動に使用されることがありますが、著作権と個人情報保護に関する方針が遵守され、第三者への提供は行われないため安心です。個人情報の取り扱いに関して質問がある場合は、カンター・ジャパンの担当者まで問い合わせることができます。
このウェビナーを通じて、消費者行動の理解とブランドエクイティ向上の新たなヒントを得ることができる貴重な機会です。興味のある方はぜひ申し込みをしてみてください。
カンターについての知識
カンターは、世界的に著名なマーケティング・データおよびアナリティクスの会社で、顧客が消費者の思考や行動を理解するのを助けるために、深い専門知識と高度な解析能力を持ち続けています。他機関にはない独自のアプローチでブランドの価値を測定し、ビジネスリーダーにインサイトを提供しています。さらに、Kantar BrandZでは、ブランドに関連する業績の定量化を行っており、毎年評価ランキングを発表しています。このように、カンターは多広な視点から企業のマーケティング戦略の策定をサポートしています。