手数料0.99%の新決済
2021-12-07 09:00:04

リクルートMUFGビジネスが手数料0.99%の『COIN+』を発表し新たな決済インフラ構築へ

新たな金融インフラ構築の第一歩


株式会社リクルートMUFGビジネス(以下、RMB)は、リクルートと三菱UFJ銀行の共同出資を受けて設立された企業です。この度、RMBが開発した新たな決済ブランド『COIN+』が注目を集めています。手数料が0.99%に設定されており、特に中小店舗にとって安心な決済手段を提供することを目指しています。

『COIN+』の特徴とメリット


『COIN+』は、デジタル決済の市場環境において優れた条件を備えており、特に以下の点が利用者や店舗にとって大きなメリットです。
1. 安価な手数料:一般的な決済手段の手数料は3%~5%ですが、『COIN+』はその約半分にあたる0.99%に抑えられています。このため、店舗の負担を軽減し、導入しやすくなっています。
2. ポイント負担分が無料:他社の決済ブランドでは、ポイント還元が手数料に反映されることが多いですが、『COIN+』はこれを除外しており、本当に必要な分だけの手数料で利用可能です。

新アプリ『エアウォレット』の登場


『COIN+』を利用した決済機能を備えたアプリ『エアウォレット』も本日からダウンロード可能です。このアプリでは、デジタル口座の管理ができ、QRコードによるスムーズな決済が実現されています。送金機能や入出金も無料で行えるため、ユーザーは日常的に使うお金を手軽に管理することができます。

OEM連携による決済機能の拡充


さらに、『COIN+』は他社アプリとのOEM連携を進めており、企業や店舗は自社のアプリにこの決済機能を組み込むことで、より一層の利便性を提供できます。割引クーポンとともに簡単に決済ができる環境を整えることができます。これにより、顧客の利便性向上が期待されます。

良品計画との連携


特に注目すべきは、良品計画の「MUJI passport」との連携です。2022年春より、『COIN+』の決済機能を「MUJI passport」に組み込むことで、約250店舗で利用可能になる予定です。これにより、ユーザーはなじみのあるアプリでスムーズに支払いを行えるようになります。顧客にとって便利さが増し、店舗にとっては新たな顧客体験を提供することができます。

市場環境と使用の未来


近年、キャッシュレス決済は急速に普及しており、今後も成長が期待されています。特に、2020年度の市場全体は6兆円を超え、2025年度には12兆円を超えると予測されています。このような中で、RMBは中小企業を支援するため、手数料の軽減を図り、持続的なビジネス環境を作り出すことに力を入れています。これにより、創業者や事業主が自らの想いを実現できる場を提供していく考えです。

RMBが提供する『COIN+』と『エアウォレット』は、今後のデジタル決済のスタンダードとなる可能性を秘めています。中小企業や大手企業のニーズに対応しつつ、すべてのユーザーにとって使いやすい決済環境を実現するために、今後もさらなるサービス開発を進めていくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社リクルートMUFGビジネス
住所
東京都港区芝浦三丁目16番16号住友不動産田町ビル東館 4階
電話番号

トピックス(経済)

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