ミュージカル『ALICE』、魅力的なキャスト陣が語る新たな物語の魅力とは

ミュージカル『ALICE〜不思議の国のアリスより〜』がいよいよ上演！

2024年11月4日、青森のリンクステーションホールからスタートし、東京、愛知、大阪など全国を巡るミュージカル『ALICE〜不思議の国のアリスより〜』。おなじみのルイス・キャロルの古典名作が、キャストの情熱と新たな視点で再構築されます。さまざまなキャラクターたちが登場し、誰もが知っている「アリス」ですが、今回の物語は全く新しい側面に光を当てた作品となっています。

上演台本や音楽、演出を担当するのは、西田直木氏。彼は『クリスマス・キャロル』やブロードウェイミュージカル『クラスアクト』の制作でも知られ、多彩な才能を持つ演出家です。今回のキャストには、アリス役の田中夢羽さん、ハートの女王役の池上季実子さん、帽子屋ハッター役のROLLYさん、白ウサギ役の吉田要士さんが名を連ねています。

キャストインタビュー

アリス役　田中夢羽さん

田中さんはこの作品に出演することが運命的な体験だと感じています。「学生時代に観た『ふしぎの国のアリス』の感動が今でも鮮明にあります。原作のアリスは可愛らしい印象ですが、今回のアリスは芯のある女性らしさを持つキャラクターだと思います。そんなアリスを表現するため、一生懸命頑張りたいです。」と意気込みを語ります。

ハートの女王役　池上季実子さん

池上さんは「今回が私の初ミュージカルです。病気から復帰した際にいただいたオファーで、まさに使命感を持って挑戦します。女王役に選ばれて運命を感じています。」と新たな挑戦への期待を寄せています。

帽子屋ハッター役　ROLLYさん

ROLLYさんは「帽子屋役はずっとやりたかったので、今回のオファーをもらった時には即決でした。人生の中でやらなければならない役だと感じています。」と話し、61歳で果たすこの役柄に強い思い入れを持っています。

白ウサギ役　吉田要士さん

吉田さんは今回が2回目の出演で、前回演じたチャールズから白ウサギへと役が変わります。「ウサギは以前からやりたいキャラクターで、今回は華やかな衣装が楽しみです。稽古の時間もとても楽しく、毎日ワクワクしています。」と楽しそうに語ります。

物語の魅力

このミュージカルは「皆が知っているアリスの知られざる物語」を描いており、登場人物たちの複雑な背景や愛の形を探求しています。音楽やダンスも豊富に盛り込まれ、どの世代にでも楽しむことができる作品としています。

吉田さんは「このストーリーは、女王様がどうして恐ろしい存在になったのかが考察されています。新たな発見があり、非常に感動的です。」と語っており、観客の皆さんへの強いメッセージを込めています。

池上さんも「今回はなぜ女王がそんな性格になったのかを表現できるのが楽しみです。」と期待を寄せています。

ミュージカル『ALICE』は、観る人々に新たな驚きや感動を与えること間違いなしの芸術作品です。アリスの世界に浸る準備を整えて、ぜひご来場をお待ちしています。公式サイトでは、キャストからのメッセージや挑戦する姿も公開されていますので、ご注目ください！