日本と台湾の協力を促進するプラットフォーム
台湾のスタートアップが日本市場へ進出!
近年、グローバルなビジネス環境が変化する中で、台湾のスタートアップが日本市場への進出を図る動きが活発化しています。そんな中、株式会社ゼロワンブースター(01Booster)がStartup Island TAIWANと連携し、台湾のスタートアップが日本への進出を支援する取り組みを発表しました。本記事では、2024年9月に実施される「日本・台湾イノベーションサミット」や、その後に行われるビジネスマッチングイベントについて詳しくご紹介します。
日本・台湾イノベーションサミットとは?
「日本・台湾イノベーションサミット」は、台湾国が主催する最大規模のイノベーションイベントであり、2022年から毎年開催されています。これまでにも数多くの台湾スタートアップと日本企業が参加し、新たなビジネスチャンスを見出してきました。2023年の開催には、100社以上のスタートアップと1,000名を超える参加者が集まり、大きなメディアの関心も集めました。
2024年のサミット情報
2024年は、東京都が共同主催となり、著名な企業との連携も実現。具体的には、日本貿易振興機構(JETRO)や三菱銀行、みずほ銀行、三井住友銀行を始めとした多くの大手企業が協力してこのイベントを盛り上げます。これにより、新たなイノベーションの種が日本と台湾の間で生まれることが期待されています。
ビジネスマッチングイベントの概要
新たな出会いとビジネスの機会を提供するため、サミット以来初となるビジネスマッチング商談会が、2024年9月19日に開催されます。場所は有楽町の「SAAI」Wonder Working Communityです。この商談会では、さまざまな台湾のスタートアップが参画し、それぞれのプロダクトやサービスを紹介します。特に、医療やAI、フィンテック分野のスタートアップが多く参加し、日系企業とのパートナーシップ構築を目指します。
参加予定のスタートアップの一例
- - Kenkone Medical: 医療審査の効率化を実現するAIツール「EVAS」を提供。
- - Profet AI: ノーコードで機械学習が可能なプラットフォームを提供中。
- - 株式会社ユビタス: GPU仮想化技術を活かしたソリューションを展開。
これらのスタートアップは、日本企業とのコラボレーションによって、さらなる成長が期待されています。
コミュニティイベント
また、同日の午後には、台湾と日本のスタートアップ関係者が集まり、新たなネットワーク構築を促進するコミュニティイベントも実施されます。このイベントでは、参加者同士がリラックスした雰囲気の中で経験やアイデアを交換し、ビジネスの可能性を探ります。軽食も用意され、ビジネスマッチングの合間に気軽に交流を図ることができる絶好の機会となるでしょう。
Startup Island TAIWANの役割
「Startup Island TAIWAN」は、台湾の国家発展委員会が支援するプロジェクトであり、台湾の革新的なスタートアップを国際的なネットワークに繋げるための活動を展開しています。その特徴は、台湾の強力な人材とインフラを最大限に活かし、スタートアップの成長をサポートすることにあります。今回の取り組みが、TOGETHER, GO BIGな未来を創出する第一歩となることを期待しています。
最後に
台湾スタートアップとの新たな関係構築について関心のある方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか?日台両国のビジネスシーンにおいて、新たな可能性が広がることが期待されています。