EVの可能性を体験！Eco Car Cup 2025でIONIQ 5とINSTERが初出場

2025年8月23日、静岡県の富士スピードウェイで開催された「Eco Car Cup 2025」で、ヒョンデ（Hyundai Mobility Japan株式会社）がIONIQ 5とINSTERで初めてのEV参戦を果たしました。この大会は、エコカーの普及と環境意識の向上を目的としたイベントで、参加者が自らのエコカーで耐久レースを楽しむ形式が特徴です。

Eco Car Cupの概要

Eco Car Cupは、富士スピードウェイという美しい舞台で行われ、2つのレース「Challenge 180（3時間耐久）」と「Enjoy 60（1時間耐久）」が用意されています。IONIQ 5は3時間耐久レース、INSTERは1時間耐久レースに参加しました。ハイブリッド車や低燃費車が多く集まる中、EVの魅力を肌で感じる機会となりました。

IONIQ 5の挑戦

大会の日、IONIQ 5は予選で1位を通過し、76台の中からスタートを切りました。レースでは、最短ラップは3分15秒、ピット回数は5回という厳しいルールの中、ドライバーたちはバッテリーのパフォーマンスを最大限に活かし、安定した走行を続けました。このレースの中で、EVの高い走行性能と安全性を証明し、観客の注目を集めました。

INSTERのパフォーマンス

続いて行われた「Enjoy 60」では、INSTERが出走。軽量なボディと優れた加速性能を駆使し、コーナーをスムーズに駆け抜けました。ドライバーたちは、交代するごとに得たデータを活用し、走行戦略を向上させる取り組みがなされていました。このようなチームワークは、ただ耐久レースを完成させるためだけでなく、EVの可能性を感じ取る貴重な体験となりました。

今後の展望

大会終了後、担当者の澤村浩一氏は「EVの楽しさを感じてもらえる場所が今後増えてほしい」と述べ、何よりも多くの人々にEVの魅力を広めるためのアプローチを強化する考えを示しました。また、Eco Car CupにおけるEVカテゴリーの新設も念頭に置いており、未来の参加者が安心して楽しめるイベントにしていく意向です。

まとめ

今回のEco Car Cup 2025は、単なる競技を超えて、EVの安全性や走行性能をアピールする場となりました。ヒョンデは、電気自動車の普及とその楽しさを広める活動を続け、より持続可能なモビリティ社会の実現を目指して努力を続けます。このイベントで得た経験を活かし、今後のレースに向けてもさらなる進化を目指すことが期待されます。

次回のEco Car Cupでは、より多くのEVオーナーやファンが集まり、EVの楽しさを共有できる場となることを願っています。