法政大学のデジタル改革
2025-11-18 13:23:26

法政大学が成績情報のデジタル化を実現 保護者への迅速な情報提供を実現

法政大学、成績情報のデジタル化を導入



学校法人法政大学(東京都千代田区、総長:Diana Khor)は、成績情報のデジタル化を通じて、保護者への迅速かつ安全な成績通知を実現しました。この新しいシステムは、従来の郵送による成績通知書の提供方法から、Webシステムを利用した効率的な配信へと移行することで、教務部門の業務負担を約92%削減するという顕著な成果をあげています。

デジタル化の背景と意義



法政大学では、これまで学期ごとに成績通知書を印刷、封入、郵送していましたが、年々増加する人的負担と郵送費、また個人情報保護の観点から問題が浮上してきました。これに対する解決策の一環として、新たにデジタル配信へと移行することが決定されました。具体的には、保護者は学修成果可視化システム『Halo』を通じて、成績通知書をデジタルで確認できる機能にアクセスします。

この仕組みを実現するために、ハーモニープラス株式会社が提供する【学修成果MOE】を採用し、2025年度から本格的に運用する予定です。

実施効果と受け取った声



運用開始後、法政大学は以下のような顕著な成果を報告しています。
  • - 印刷・封入・発送に要していた延べ16名・約2週間の作業が、1名・1日に短縮
  • - 保護者の利便性が向上し、「スマートフォンで確認できるのが非常に便利」といった声が寄せられました。
  • - 不達対応も容易になり、紙郵送が最小限に抑制可能に。
  • - 郵送に関連する費用は約58%削減されました。

教務部 教育システム課の藤原茂之氏は、「電子的な成績公開化により、担当者の作業時間が大幅に削減されるのは当然のことですが、保護者の方により早く成績情報をお届けできる環境が整った点も大きな成果です」と述べています。

従来は、保護者に成績通知書が届くのは学生の履修登録期間後の5月上旬でしたが、この新機能により4月中旬に通知できるようになり、約1ヵ月の短縮が実現しました。これによって、保護者は学生の学習進捗をより的確にサポートすることが可能になりました。

アカウント管理の重要性



この新しいシステムを構築する上で、保護者アカウントの管理方法が最も注力すべき点でした。法政大学は、大学としての保護者用アカウントを保有していなかったため、この仕様をゼロから検討する必要がありました。成績という機密情報をどう保持し、アカウント管理を簡便にするかについて、ハーモニープラスと綿密に相談を重ね、理想的な運用が実現しました。

お問い合わせ情報



この新たな取り組みに関する詳細は、以下の連絡先をご利用ください。
  • - 法政大学 教務部 教育システム課
法政大学公式サイト
東京都千代田区富士見2-17-1
TEL:03-3264-9958

  • - ハーモニープラス株式会社
ハーモニープラス公式サイト
東京都千代田区二番町7-5
TEL:03-6261-5172
お問い合わせ

法政大学の新たな挑戦は、今後の大学教育におけるデジタル化の一つのいしずえとなることでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
ハーモニープラス株式会社
住所
東京都千代田区二番町7番地5二番町平和ビル5階
電話番号
03-6261-5172

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。