長野県での「アブラムシ観察会」開催のお知らせ
長野県の烏川渓谷緑地で、6月27日(土)に第183回「アブラムシ観察会」が行われます。今日のテーマは、一般的には害虫として考えられがちなアブラムシです。ですが、講師の松本嘉幸氏はこの小さな生き物の魅力を長年探求してきた第一人者です。彼は公立中学校の教師も務めており、アブラムシの不思議な生態について伝えることに情熱を注いでいます。
アブラムシの生態を理解する
この観察会では、フィールドと室内の両方でアブラムシのユニークな生態を探求します。参加者は園内でアブラムシを探し、その植物との関わりや生活様式を観察した後、採取した標本をレクチャールームに持ち込みます。顕微鏡を使用して、アブラムシの詳細な体の構造や特徴を観察することができます。大人から子どもまで幅広い世代が楽しめる内容となっています。
観察会の詳細
- - 開催日: 令和8年6月27日(土)
- - 時間: 13:00~16:00 (12:30に受付開始)
- - 場所: 烏川渓谷緑地水辺エリア 環境管理事務所 レクチャールーム
- - 講師: 松本嘉幸氏
- - 定員: 20名(事前申し込みが必要、電話: 0263-73-0203)
- - 参加費: 無料
- - 持ち物: 飲み物、筆記用具、図鑑など
アブラムシ研究の専門家
松本氏は、八千代市立大和田中学校で教鞭を執る教師であり、日本の植物群系とアブラムシ相の関係を研究しています。彼の豊富な経験と知識は、参加者にとって貴重な学びを提供してくれるでしょう。また、彼は50年以上もアブラムシを観察しており、1988年にはこの公園内で新種を発見したこともあります。このような歴史的な知見に基づいた解説が、観察会をさらに深いものにするでしょう。
アブラムシの繁殖の秘密
観察会の室内セッションでは、アブラムシの解剖を行い、春から夏にかけて見られる特異な繁殖方法について学ぶ機会も設けられます。アブラムシは交尾なしでメスだけが子を産む「単為生殖」を行い、さらにその胎内には次世代の子がいる「マトリョーシカ現象」が見られるなど、興味深い特性を持っています。顕微鏡を通して観察することで、平常時では見ることのできないその繁殖のメカニズムが明らかになります。
烏川渓谷緑地について
烏川渓谷緑地は長野県安曇野市に位置する都市公園であり、「水辺エリア」と「森林エリア」の二つのエリアを有しています。この公園では北アルプス常念岳及び蝶ヶ岳を源とする烏川の渓谷沿いに生息する様々な動植物が観察され、自然環境の保全と利用が進められています。この自然豊かな場所で、アブラムシの観察という新しい発見を楽しみましょう。
興味がある方は、お早めに申し込みを!観察会では新しい発見が待っています。ご参加お待ちしております!