PLAYがスタートアップ投資に10億円出資、M&Aを加速するファンド設立へ

PLAY、スタートアップ投資の新たな挑戦

株式会社PLAYが新たに設立された「ブーストキャピタル1号投資事業有限責任組合」に対し、10億円の出資を行ったことが発表されました。このファンドは、スタートアップやM&Aを促進することを目的としており、PLAYとしても積極的に参加することで、自社の事業拡充を目指す意向があります。

ファンド創設の背景

「ブーストキャピタル1号ファンド」は、著名な企業経営者たちが発起人となって設立された新しい投資ファンドです。元ヤフー社代表の小澤隆生氏を中心に、Z Venture Capitalの元社長である堀新一郎氏、マッキンゼー・アンド・カンパニー出身の髙橋健太氏がゼネラル・パートナーとして参加し、豊富な経験と実績を基に運営されます。

このファンドは「事業を、起業家をBoostしていく」をコンセプトに掲げており、スタートアップ企業への資金援助だけでなく、経営支援や事業開発の面でも関与していく計画です。設立日は2024年3月22日で、投資対象は日本国内のすべてのステージの企業と広範囲にわたります。

PLAYの取り組み

PLAYはこれまで、コンテンツやエンタテインメント、エンタープライズ領域での動画配信事業を通じて、業界内での地位を強化してきました。今回のファンドへの投資は、新興企業とのコラボレーションを推進し、その結果として自社のサービスの付加価値を高めたり、新たな事業を生み出したりすることが期待されます。

このような動きは、PLAYが持つ動画ソリューション事業のさらなる拡張に寄与するものと考えられています。ブーストキャピタルのファンドがどのようなスタートアップに出資し、どのような成果を上げるかが注目されます。