MIZEN初の白山店
2025-01-23 11:54:14

MIZENが白山市に新店舗を初出店、牛首紬とのコラボが実現

MIZENが白山市に新たな店舗をオープン



2025年1月24日(土)、株式会社MIZENが石川県白山市に新店舗をオープンします。新店舗は株式会社西山産業開発が運営する白山工房内に位置し、「牛首紬 x MIZEN 白山店<加賀乃織座>」と名付けられました。この新たな拠点は、MIZENが提案する新しいファッションと伝統工芸の融合地点のひとつとなるでしょう。

MIZENプロジェクトの始まり



MIZENプロジェクトは、2016年にフランス・パリでの「プルミエールビジョン」を契機にスタートしました。その際、デザイナーの寺西俊輔と西山産業の代表、西山博之との出会いがこのプロジェクトの基盤となりました。寺西は当時エルメスにて生地の視察を行っていた最中に、牛首紬の静かな美しさに心を惹かれ、その魅力を追求することになりました。

寺西は、日本の服地テキスタイルに対し限界を感じており、その思いを解消するために牛首紬の繊細な色合いや素材の持つ深い意味に気が付きました。着物の世界での探求を続け、彼は最終的に自らファッションを事業化する決意を固めます。この過程を通じて、MIZENはファッションブランドであるのではなく、仲間を集めるプロジェクトだと位置付けられています。

牛首紬 x MIZEN<加賀乃織座>の魅力



オープンする「牛首紬 x MIZEN<加賀乃織座>」では、牛首紬の豊富な反物を取り扱い、顧客が直接購入することができます。加賀乃織座限定の商品、そしてオリジナルの小物や雑貨も取り揃えられています。客は、自分のスタイルに合わせたカスタマイズオーダーができ、伝統的な美を背景に新たな魅力を引き立てる一着を手に入れることが可能です。

さらに、この新店舗では職人による「糸挽き体験」や「機織り体験」など、伝統技術を直接体感できるプログラムも用意されています。牛首紬の特徴的な「玉繭」から糸を引き出し、本物の牛首紬を機織りすることができる貴重な機会を提供します。これにより、訪れた人々は独自のファッションを体験し、木目細やかな手仕事の過程を肌で感じることができます。

伝統的な牛首紬の魅力と歴史



牛首紬は、その製造過程で特別な玉繭を用いることで知られています。この繭は通常、メスとオスの蚕が共同で作り上げますが、その生産量は非常に少なく、全体の2〜3%に過ぎません。手間をかけて紡がれた糸は、しっかりした質感と独特の節が特徴であり、耐久性に優れた生地へと仕上がります。

地元、白山は厳冬の環境にあり、女性たちが糸を紡ぎ、機を織ることで生活を支えてきました。牛首紬には、彼女たちの努力と情熱が込められており、それが現代にも息づいています。

まとめ



MIZENの新店舗は、単なる買い物の場を超え、伝統工芸の技術が何であるかを理解し、感じ、体験できる場です。ファッションを通じて、手作りの価値や技術の裏にあるストーリーを感じる新しい形のラグジュアリーを提供するMIZENの活動は、今後のファッション文化に大きなインパクトを与えることでしょう。特別な体験を通じて、自身の記憶に残るかけがえのない時間を、白山市でお楽しみにください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

会社情報

会社名
株式会社MIZEN
住所
東京都港区南青山6-4-13 Almost Blue C棟
電話番号
03-6450-6978

関連リンク

サードペディア百科事典: 石川県 白山市 牛首紬 MIZEN

Wiki3: 石川県 白山市 牛首紬 MIZEN

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。