松屋銀座で高知県の魅力を体験する「BEAUTIFUL MIND」開催
松屋銀座で、9月25日から10月8日までの14日間、「BEAUTIFUL MIND」が開催される。このプロモーションは、持続可能な社会を目指した様々な取り組みを提案するもので、8回目となる今年は高知県とのコラボレーションが実現した。高知県は、豊かな森林資源を活かし伝統工芸や食文化を発信し、地域の魅力を広めることを目的としている。このイベントでは、高知産の木製品や食材を取り入れた特別な体験が楽しめる。
高知の木材と伝統技術に触れる
今回のイベントでは、高知県で生産された木材を使用した伝統工芸品や、環境に優しい雑貨が紹介される。特に、高知県では森林が県土の約84%を占め、その豊富な資源が生活に溶け込んだアイテムとして豊かな文化を育んでいる。例えば、木製のカードケースやバッグ、キッチン用具などが並び、見て触れることで木材の魅力を実感できる。
1. 土佐組子
「土佐組子」は、地域の伝統技術を用いた美しいカードケースを展開。そのデザインは、麻の葉模様をあしらったもので、組子細工職人が手掛けている。また、土佐組子の理念として、次世代への技術継承が掲げられており、現代的な作品に仕上げられている。
2. モナッカのバッグ
高知県馬路村の「モナッカ」がデザインしたバッグは、間伐材を使用し、自然の風合いを大切にした商品。バッグのデザインは、安田川の河原の石ころをイメージしており、9650円というお手頃価格で購入できる。
3. ソマタカのキッチンアイテム
四万十ヒノキや竹を使用したツールも注目されており、修理を重ねながら長く愛用できるアイテムが揃う。これにより、高知の伝統と文化を日常生活に取り入れることができる。
体験型イベントで高知の魅力を楽しむ
このフェアでは、体験型イベントも充実している。参加型ワークショップが6種類用意されており、お子さまから大人まで楽しむことができる。たとえば、土佐組子の技術を学びながらコースターを作るイベントがあり、参加者は自分だけの作品を持ち帰ることができる。
他にも、松屋銀座の屋上では、子供と一緒に楽しめる紙漉き体験や、「かなばフラワー」を使ったアレンジメント作りが計画されている。これにより、参加者は高知の素材や文化に触れながら学び、楽しむことができる。予約が必要なイベントもあるので、早めの申し込みがおすすめだ。
高知産食材のグルメも見逃せない
高知県の豊かな食文化もこのフェアの魅力の一つだ。特に、松屋銀座限定で提供される高知特産の食材を使ったグルメが楽しめる。土佐ベルガモットを活かした洋菓子や、高知のブランド肉を使用した特別なお弁当など、バラエティに富んだ料理が味わえる。
土佐あかうしを使用したステーキ重や、四万十ポークの生姜焼き弁当も販売され、地元の味を堪能できる機会となっている。これらの商品は全て数量限定なので、興味のある方は早めに足を運ぶべきだ。
木材の新たな可能性を探る
さらに、ショーウインドウを利用した木材の展示も行われており、高知県梼原町産の木材を使用した装飾が施されている。これにより、木材の持つ可能性や美しさを視覚的に楽しむことができ、来場者は新たな発見に繋がるだろう。
また、10月5日と6日には、高知県のイメージキャラクター「くろしおくん」が登場する特別イベントも予定されており、子供たちにとっても楽しみな機会となりそうだ。
まとめ
松屋銀座の「BEAUTIFUL MIND」は、高知県の伝統工芸と食文化を体験できる貴重なイベントだ。木材で作られたアイテムに触れ、高知の歴史や文化を知り、地域の魅力を存分にインストールできるこの機会をお見逃しなく。サステナブルな生活を送りつつ、楽しみながら参加できるイベントは、参加者にとっても貴重な経験となることでしょう。