株式会社FCCテクノが関西事業所を設立しビジネス拡大を図る

株式会社FCCテクノが関西でのビジネスを拡大

株式会社FCCテクノは、福岡県名に本社を構えるITベンチャー企業で、2025年3月1日、関西地方に新たな事業所を設立しました。この新しい拠点の設立は、関西地域の顧客へのサービスを充実させるための重要な一歩です。

会社の概要と進化

FCCテクノは、1962年に創業し、当初は大型コンピュータを利用した受託計算事業からスタートしました。その後、国の経済の変化と共に変革を遂げ、2021年には30代を中心に新たな経営陣に刷新。現在はオープン系やウェブ系のソフトウェア開発、デジタルトランスフォーメーション（DX）のコンサルティング、およびクラウド環境での開発などに特化しています。

新たな関西事業所の目的

新たに設立された関西事業所は、主にエネルギー事業者向けの基幹システムのサポート業務を中心に、さらなるサービスの提供を目指します。具体的には、以下のような業務を想定しています。

- エネルギー事業者の基幹システムサポート
- システム入れ替え時の初期対応
- 関連システムの開発やローコーディング、生成AIの活用に関するコンサルティング

これにより、関西地域の顧客との関係性を深め、ビジネスを拡大していく所存です。

事業所の詳細

関西事業所は、大阪府大阪市北区曾根崎2丁目8-5の「お初天神EAST BLDG」に位置します。この地域での事業展開を通じて、地元のエネルギー企業のニーズに応えるため、専門知識を持つ人材が集まっています。

事業所の代表には岡田匡広氏が就任しており、BPO部門のシニアマネージャー兼事業部長としてチームをリードします。彼は、地域の発展に寄与するため、顧客からの信頼に応えるビジネスモデルの構築を進めています。

今後の展望

FCCテクノは、福岡・九州でのビジネスを主軸としつつ、関西地域での成長も着実に進めていきます。さらに、東京における新たな事業所の開設も視野に入れており、これに関しての詳細は決まり次第発表する予定です。

代表の西村秀星氏は、関西事業所の設立に際し「当社は、旧福岡電子計算センターの時代を含め、エネルギー事業者のための基幹システムを40年以上にわたり開発・運用してきた。その経験を基に、AI技術の進展を取り入れながら、お客様との関係をより一層大切にしていきたい」と述べています。

このような方針の下、FCCテクノは今後もエネルギーとの関係を強化し、顧客ニーズに応えるサービスの提供に努めていく方針です。