パナリット社が日本法人を設立
シンガポールを本拠地とするPanalyt(パナリット)は、企業の人材マネジメントに特化したBIを提供するため、日本法人「パナリット・ジャパン株式会社」を東京都中央区に設立しました。代表には小川高子氏が就任し、日本市場への本格的な進出を果たしました。
現在の日本の企業環境
近年、日本ではグローバル化やデジタル化の進展、さらに少子高齢化などがもたらす社会的・経済的な変化が顕著です。これらの変化に伴い、「働き方改革」が進み、企業は人材マネジメントに対するニーズが高まっています。
一方で、ヒト・モノ・カネ・情報と呼ばれる重要な経営資源の中でも、特にヒトに関しては、データの有効活用やそれに基づく意思決定があまり進んでいないのが現状です。これは、従業員の能力や満足度を向上させるための大きな阻害要因となっています。
パナリットの役割
Panalytは、このような状況に革新をもたらす存在です。企業に眠るヒトに関するデータを一元的に管理し、「人材の財務諸表」ともいえる情報を提供します。このアプローチにより、企業は組織の健康状態を把握し、経験や勘に頼ることなく、データ駆動型の最適な意思決定を行うことができます。これにより、ヒトの最大活用が実現され、企業全体のパフォーマンス向上につながります。
日本市場での展開
Panalytは、日本の急成長中のユニコーン企業や多角化を進める東証1部上場企業を対象にサービスを提供し始めています。新たに日本語版の機能をリリースしたことで、さらに多くの企業へ展開し、従業員の満足度や幸福度向上に貢献することを目指しています。日本語版のウェブサイトは
こちらからアクセスできます。
お問い合わせと情報
更なる情報やお問い合わせは、以下のリンクからご連絡ください。
最後に
Panalytの進出は、日本の企業が抱える人材に関する課題に対して、データドリブンの解決策を提供する新しい風となることが期待されています。今後、その活動がどのように広がり、企業の人財に対する考え方を変えていくのか、目が離せません。