岡山のアートバス誕生
2024-08-23 13:44:06

岡山発のアートバスAOHARE号が誕生!デニムと制服の新たな挑戦

アートで彩られたバス、AOHARE号の誕生



岡山県に所在する青木被服、菅公学生服、両備ホールディングスの三社が手を組み、新たなプロジェクトとしてアートバスAOHARE号が公開されました。このバスは、地元特産品であるデニムと学生服から生まれた残布を用いて、SDGsや地域の子どもたちの創造力をテーマにした素晴らしい内装が施されています。

地域産業のコラボレーション


今回の企画は、岡山の若者たちと地域産業をつなげ、新しい価値を生み出すことを目的としています。特に、デニムと制服は岡山の代表的な産物であり、両社は共に地域の問題、例えば少子化や人口減少と向き合うパートナーでもあります。このような背景から、三社のコラボレーションが実現しました。

ワークショップで生まれたアート


8月9日と10日に実施されたワークショップでは、子どもたちが二つの企業から提供された残布を利用して、自身の思いを表現したアートを制作しました。これらの作品は、バスの内装を華やかに彩り、立体的な空間を演出しています。具体的には、子どもたちが描いた絵や切り絵が組み合わさり、バス内に一体感と新たな魅力をもたらしているのです。

天井デザインには青春を込めて


AOHARE号の天井デザインは「青春の力」をテーマにしており、空に散らばるセーラー服のリボンや金属ボタンが映し出されています。デニム素材が持つ強さと透明感は、訪れる人たちに羨ましさと甘酸っぱさをもたらすことでしょう。この天井を見上げると、まるでかつての青春の日々を思い起こさせるような感覚を与えてくれます。

車体や座席のデザインにもこだわりが


AOHARE号は、全ての座席にデニムや学生服のデザインが施されたヘッドレストカバーが付いています。銀糸やインディゴ染めの素材は、光を受けて華やかに輝きます。また、ブルーを基調とした車体ホイールは、爽やかな青空をイメージして特注ペイント。外観も美しさにこだわっています。

停車ボタンにも工夫を


バスの停車ボタンを押すと、子どもたちが録音した声が流れ、「AOHAREバス次とまります。今日も明日も晴れやかに!」という元気なメッセージが聞こえてきます。これは、利用者に楽しい体験を提供するための細かな工夫です。

デザイン監修は有名デザイナー


このプロジェクトには、青木被服のデザイナーである青木俊樹氏がデザイン監修に携わっています。彼はファッションデザインだけでなく、空間デザインにも挑戦しており、その経験と技術がAOHARE号の内装にも生かされています。

持続可能な地域づくりに寄与


AOHARE号は、地元企業と子どもたちの共同作業から生まれただけでなく、岡山の未来を担う持続可能な地域づくりの象徴と言えるでしょう。このバスは、2024年の8月22日に出発式を行い、約1年間、岡山⇔玉野間を運行する予定です。このような取り組みが地域を活性化し、未来の岡山を明るく照らしてくれることを期待します。


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会社情報

会社名
青木被服株式会社
住所
岡山県井原市西江原町501
電話番号
0866-62-1105

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