新サービス「FreeiDホテル」のご紹介
DXYZ株式会社とUSEN-ALMEXが共同で開発した新しいサービス「FreeiDホテル」が、2025年5月よりスタートします。このサービスは、顔認証システムを活用して、ホテルのチェックイン後、宿泊者がルームキー無しで共用部や客室に出入りできるという画期的なものです。これにより、宿泊中の不安要素を軽減し、より快適な滞在体験を提供することを目指します。
「FreeiDホテル」の特徴
「FreeiDホテル」では、事前にFreeiDへの登録が必要ですが、その後は宿泊予定のホテルを選択し、予約時の情報を入力するだけで、宿泊当日から安心して顔認証による入出を行うことができます。ルームキーを持つ必要がないため、紛失のリスクもなく、スマートな宿泊体験が実現します。
さらに、このシステムを利用することで、従来の宿泊手続きの手間が省け、スムーズなチェックイン・チェックアウトが可能になります。特に、共用部や客室など、あらゆる場所において顔認証が働くため、宿泊者は心地よく滞在できるでしょう。
利用者のメリット
「FreeiDホテル」の主な特徴の一つは、宿泊者向けの設備検索機能です。全国の「FreeiDホテル」利用可能な宿泊施設を簡単に検索できる他、予約もスムーズに行えます。また、宿泊用の施設を選択した後は、予約情報と連動して体験を簡素化し、宿泊者にとっての利便性が高まります。
施設管理者の機能
ホテルの管理者向けには、宿泊者の情報をチェックイン後に再確認・変更することができ、さらに宿泊者が利用するカードの追加や変更、削除も可能です。これにより、施設管理者も効率的に宿泊者情報を管理できるようになります。
「せとのおか」施設概要
「FreeiDホテル」を代表する施設として、2025年5月23日に開業予定の「せとのおか」についても紹介します。ここは、広島県福山市に位置する、新しいホテル兼社員寮です。この施設は、以前の社員寮「海友荘」が老朽化により取り壊されたことを契機に建設され、常石グループの従業員の福利厚生向上と地域社会への貢献を目指しています。
「せとのおか」は、地下6階建てで、44室のホテル客室と117室の寮を併設しています。新たに建設されたこの施設は、地域経済の活性化にも寄与すると期待されています。
結論
「FreeiDホテル」により、顔認証を用いた新しいホテル利用のスタイルが登場し、宿泊者にとってはより安心で便利な滞在体験が提供されることになります。今後、USEN-ALMEXの「KIOSK」を導入するホテルでも、このシステムを拡大していく計画が進行中です。顔認証による新たな宿泊サービスが、旅行や出張での選択肢を広げることに期待が寄せられています。