KnowBe4 Japanが設立5周年を迎え、AI時代のセキュリティ文化の重要性を再認識

KnowBe4 Japanの5周年を迎えるにあたって

2025年を迎えるにあたり、KnowBe4 Japanは設立5周年を迎えました。この節目の年にあたり、活動を支えてくださった皆様に心より感謝の意を表します。昨年は、新たな体制の下で顧客基盤の拡大に努め、500社を超える日本企業の皆様にご利用いただくことで、約120万人のエンドユーザーがKnowBe4のセキュリティ教育を受けることができました。これもひとえに、当社の製品を選んでくださったお客様及び販売パートナー様のご支援のおかげです。

AIとサイバーセキュリティの変化

2024年に入ると、AIツールの増加に伴い、サイバー脅威がかつてないスピードで進化しています。特に、日本企業を狙ったサイバー攻撃が急増しており、企業はその対策を急ぐ必要があります。高度化するサイバー攻撃に対応するためには、セキュリティプログラムの強化が必須です。

AIはサイバー攻撃の手法も変革しており、より洗練されたソーシャルエンジニアリングによる攻撃が目立っています。その結果、データ侵害の約74%が人的要因に起因しているにもかかわらず、セキュリティ投資の3%未満しか「人」に関連した対策に振り向けられていないという現状があります。このため、組織全体で根付いたセキュリティ文化を育成することがますます重要になっています。

2025年の展望

2025年には、KnowBe4が推進するAI時代のサイバーセキュリティリスク管理の変革が始まります。昨年アメリカで発表されたオールインワンのヒューマンリスク管理プラットフォーム「HRM+」は、当社の取り組みの一環です。この製品は、AIによるフィッシング攻撃に対抗し、人が引き起こすサイバーリスクを測定する新しい防御エージェントとも連動しており、日本市場にも導入する計画です。

KnowBe4 Japanはこの5年間の成果を基に、さらなる挑戦を続けて参ります。2025年はセキュリティ意識向上の枠を超えた新たなスタートとなります。全社一丸となり、さらなるビジネス成長を目指して邁進しますので、今後ともご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2025年1月元旦
KnowBe4 Japan合同会社
職務執行者社長力一浩

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