トーエネック、3,900名にスマートフォン経費精算導入!LayerXの「バクラク」で2024年問題対応
総合設備企業の株式会社トーエネックが、LayerXの法人支出管理サービス「バクラク」を導入し、3,900名のスマートフォン経費精算を実現したことを発表しました。
トーエネックは、2023年に策定した「中期経営計画2027」において、デジタル化・DXの推進を成長ドライバーとして掲げています。建設業界の時間外労働が制限される、いわゆる「建設業の2024年問題」に対応するため、2023年にスマートフォンを全社に展開しました。
しかし、従来の紙による経費精算では、施工担当者は月末に領収書への押印や郵送などの業務が発生し、処理に時間がかかっていました。そこで、スマートフォンで領収書を撮影することで、いつでもどこでも経費精算できる「バクラク経費精算」を導入しました。
これにより、施工担当者の業務負荷軽減だけでなく、経理部門においても月末月初に集中していた紙の経費精算のチェック・処理が月中に平準化され、業務負荷の削減を実現しました。
トーエネックは、「バクラク」を選定した理由として、基本機能の充実に加え、電子帳簿保存法やインボイス制度などの法令対応の容易さ、経理部門が使用する管理画面とスマートフォンアプリの使いやすさを評価しています。
トーエネック 専務執行役員 大嶋主税様は、「現場担当者の業務負荷軽減が経営課題として認識されるなか、働き方改革の推進と業務の効率化を目指しスマートフォンを活用した経費精算業務効率化の検討を行いました。電子帳簿保存法やインボイス制度への法令対応など、基本的な機能を備えており、導入に向けた諸課題に対し、当社のやり方・考え方を深く理解し、解決に向けた提案や、一緒に考え議論する姿勢、また、導入後にも利用状況分析による課題の洗出しなど、課題解決や利便性向上に前向きに取り組む姿勢を評価しています。」とコメントしています。
「バクラク」は、法人カード、経費精算、請求書処理・発行、稟議申請などを通じて、支出管理をなめらかに一本化するサービスです。電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しており、業務効率化と法令対応の両立を実現します。
LayerXは、「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、SaaS+FinTechを軸にAIを中心としたソフトウェア体験を社会実装するスタートアップです。 「バクラク」の他にも、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し企業や行政における業務効率化・データ活用を支援する「AI・LLM事業」などを開発・運営しています。
「バクラク」は、今後も組織一丸となって、圧倒的に使いやすいプロダクトを届けることで、ワクワクする働き方を創造していくことを目指しています。