FAMS、人協働ロボットパレタイザ「CoboPal2」の新機能を発表
新潟県見附市に本社を置く株式会社FAMSは、人協働ロボットパレタイザ「CoboPal2」に新たなアプリケーション機能「CoboPal+PLUS」を追加することを発表しました。この新機能により、より多くのお客様が求める機能を導入し、生産現場での効率的な運用が期待されます。
CoboPalの進化
FAMSは2021年10月に安川電機製の人協働ロボットを利用したパレタイズシステム「CoboPal」をリリースし、これまでに100台以上を販売してきました。この製品は、生産現場の省人化や重労働の軽減を実現し、操業効率の向上に寄与してきました。今後もCoboPalは進化を続け、お客様の工場現場における生産性向上をサポートしていきます。
新機能の詳細
新たにリリースされる「CoboPal+PLUS」は、特にお客様からの要望が高かった以下の機能を提供します。
1.
DX(デジタルトランスフォーメーション)
業務のデジタル化を進め、データの収集や分析が容易になります。これは、生産現場の可視化を実現し、効率化に貢献します。
2.
自動搬送
材料や製品の自動搬送機能が追加され、作業効率が大幅に向上します。これにより、オペレーターは単純作業から解放され、より生産性の高い業務に集中することが可能になります。
3.
Onハンド機能
オンデマンドでの製品取り扱いができる機能で、柔軟な生産体制をサポートします。現場のニーズに応じた生産計画が立てやすくなります。
これらの機能は、すべてオプションで追加でき、各企業のニーズに応じたカスタマイズが可能です。
CoboPal2製品ラインナップ
CoboPal2では、異なるニーズに応じた5つのモデルが用意されています。特に新アプリケーション機能の「CoboPal+PLUS」を導入することで、さらに多様な製品仕様を選定することができるのが特徴です。これにより、導入企業は自社の業務プロセスに最適なシステムを選ぶことができ、より一層の生産性向上に向けた取り組みを実現します。
新たに登場した「Touch-T」は、タッチパネルから品種登録が可能です。大画面のタッチパネルを搭載することで、ロボット操作に不安があるオペレーターでも容易に使用できる設計になっています。これにより、操業のハードルが下がります。
未来への計画
FAMSは、2024年12月に「CoboPal2」の販売を開始し、2025年5月には納入を予定しています。この新製品により、顧客の期待に応えると同時に、さらなる市場拡大を図る考えです。
FAMSは、常に顧客の声に耳を傾け、市場ニーズに応じた製品を開発していく方針です。今後も「CoboPal」の進化に注目し、生産性向上に貢献するロボット技術の発展を期待しています。