グッド・トイ2024発表
2024-10-29 17:03:49

クリスマスのおもちゃ選びにもぴったり!グッド・トイ2024各賞発表

グッド・トイ2024 各賞発表



毎年恒例の「グッド・トイ」発表が、10月27日(日)に東京おもちゃ美術館で開催されました。これは、遊びの専門家であるおもちゃコンサルタントの投票によって選ばれる賞で、1985年から続いている伝統ある制度です。子どもや親、さらには祖父母や教育現場にも参考になるよう、国内で販売されているおもちゃの中から、特に優れたものが選ばれます。

おもちゃ選びの大切さ


おもちゃは単なる遊び道具ではなく、子どもたちの発育や社会性、コミュニケーション能力を育む重要な要素です。良いおもちゃに触れることで、子どもたちは遊びを通じて五感を磨き、自分の可能性を広げていきます。グッド・トイの選出は、こうした育成の手助けをする目的で行われており、日本全国のおもちゃコンサルタントたちが、その経験に基づいて評価を行っています。

グッド・トイ2024の受賞結果


大賞


  • - 『トレイクーゲルタワー』
ベック社(ドイツ)と株式会社ブラザー・ジョルダン社製作。このおもちゃは、丸いトレイの中で玉が転がる様子が観察でき、子どもたちだけでなく大人も楽しむことができます。選考委員の小屋美香教授は、このおもちゃを「感覚で楽しむことができる」と称賛しています。

林野庁長官賞


  • - 『はかり組み木』
秋田県能代市の平山はかり店製作。このおもちゃは、異なる種類の木を使用しており、遊びながら秋田産の木の特徴を楽しむことができます。選考委員の林秀紀准教授は、子どもたちの創造力を育むことに重点を置いた賞賛のコメントを寄せています。

ユニバーサル賞・芸術と遊び賞


  • - 『ウォーターブロック』
プラントイ社(タイ)とプラントイジャパン株式会社製。このおもちゃは色水を使った遊びを通じ、子どもたちの想像力を引き出し、多世代での交流を促進するデザインであると評価されています。

多世代交流賞


  • - 『さかなかるた』
株式会社千葉印刷(東京都渋谷区)製作で、高齢者と子どもが一緒に遊ぶことで世代間のコミュニケーションが促進されることが魅力とされています。

グッド・トイ展示室と体験の場


グッド・トイ賞に選ばれたおもちゃは、各地の展示室や移動型おもちゃ美術館での体験イベントを通じて、多くの人々に触れてもらえる機会があります。全国の12のおもちゃ美術館には「グッド・トイ展示室」が設けられ、1年間常設展示されるほか、移動型の美術館や「グッド・トイカフェ」など、多彩な活動が展開されます。

教育や福祉まで幅広い分野で、赤ちゃんから高齢者までが共に楽しむことができ、遊びが人々の生活を豊かにする場を提供しています。おもちゃを通じて、未来の夢を育てることが、グッド・トイの目指すところです。

まとめ


今年のグッド・トイ受賞おもちゃは、クリスマスのプレゼントにもぴったりです。質の高いおもちゃに触れることで、子どもたちの遊びを通じた成長を支えていきたいですね。公式ウェブサイトでは、全受賞おもちゃの詳細なコメントや評価も公開されていますので、ぜひご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
認定NPO法人芸術と遊び創造協会
住所
東京都新宿区四谷4-20東京おもちゃ美術館
電話番号
03-5367-9601

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。