文書管理の未来を切り開く「楽々Document Plus」の新機能
住友電工情報システム株式会社が提供する文書管理・情報共有システム「楽々Document Plus」が、最新バージョン6.6を10月1日にリリースしました。この新しいバージョンには、ユーザー同士のコミュニケーションを円滑にするための「相談機能」と、チャットツールと連携して承認依頼を通知できる「チャットツール連携」が追加されています。この機能の導入により、承認プロセスはよりスムーズに進行し、業務の効率化が期待されます。
相談機能の新たな活用
「楽々Document Plus」の大きな特長は、その高いワークフロー機能です。これにより、登録した文書が正式に公開される前に、上司や責任者からの承認を得ることが可能です。今回新たに追加された「相談機能」では、承認者が回付中の文書について申請者や他の承認者とチャット形式でやりとりすることができます。
この機能によって、承認者は疑問点を共有しやすくなり、意思決定が迅速に行えるようになります。これまでの文書管理では、承認プロセスに時間がかかることが多かったのですが、チャットによるリアルタイムなやりとりが可能になることで、効率的なコミュニケーションが実現します。
チャットツールとの連携機能
さらに、チャットツールとの連携機能も注目されています。現在、幅広いユーザーに利用されているSlackやMicrosoft Teamsといったチャットツールに対し、承認依頼や新着通知を直接送信することが可能になります。
この連携によって、承認プロセスの通知を逃すことが少なくなり、リアルタイムでの情報共有が進むため、業務が一段とスピーディーになります。承認者も迅速に対応でき、ボトルネックを避けることができるため、ストレスの少ない業務環境が整えられます。
業務効率化を提案するウェビナー
住友電工情報システム株式会社は、「楽々Document Plus」の活用方法について、無料ウェビナーを開催しています。例えば、契約書のペーパーレス化やISO文書管理の効率化など、業務に役立つ情報が学べる場となっています。興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
展示会での精力的な活動
来る2024年10月23日から25日には、幕張メッセにて開催される「Japan DX Week 秋」に出展し、最新機能のデモンストレーションが行われます。今後の業務効率化を考えている企業にとって、直接製品を体験できる貴重な機会です。
楽々Document Plusの特徴と価格
この文書管理システムは、契約書管理やISO文書管理に対応し、あらゆる業務に利用可能です。また、国産のエンタープライズサーチ製品を搭載しており、高速・高精度な検索機能を提供します。
導入形態については、クラウドとオンプレミスから選べるため、各社の規模やニーズに応じた最適な選択が可能です。価格は、オンプレミス版が150万円(税抜)から、クラウド版は月額9万円(税抜)からとなっています。
今後も、最新の市場ニーズに応じた製品開発を進めていく同社に、今後の展開から目が離せません。