概要
特別養護老人ホーム新とみが採尿サポートパッド『ゆらりす®』を導入することで、採尿業務の負担軽減を目指しました。本記事では、実際に使用した看護師や介護士のインタビューを基に、導入の背景や現場の声を詳しくご紹介します。
導入の背景
新とみでは、それまで利用者の尿検体を得るために、尿取りパッドの上から尿試験紙を直接押し当てる方法を採っていました。この方法では、尿がパッドに吸収されすぎて試験紙がうまく濡れず、場合によっては便が混ざってしまうこともあったため、再検査の必要が生じることが多々ありました。しかし、このような困難から、時には検査を行えない利用者も存在していました。これらの課題を解決するために、『ゆらりす®』の導入が決定されたのです。
現場からの声
1. 尿の液体回収が簡単
導入後、看護師からは『ゆらりす®』に対して非常に好評の声が上がりました。彼女によると、液体の状態で尿を回収できるため、試験紙に浸す手順が非常にスムーズになったとのこと。そして、従来では採尿できなかった利用者からも、無事に尿を回収して検査に進むことができたと報告されています。
2. 使用の手間が少ない
介護士の実体験を踏まえた評価も寄せられています。朝のおむつ交換の際に『ゆらりす®』をつけるだけで、普段の作業の流れに自然に組み込むことができたとのこと。このことは、介護士の業務の効率化にも寄与し、日々の負担を軽減するのに役立っています。
3. 次回の全体調査に向けた意向
看護師と介護士は、次回の健康診断においては、尿の採取が必要な全ての利用者に『ゆらりす®』を使用したいという希望を表明しました。これには、彼らの業務がよりスムーズに進むことへの期待が込められています。
製品について
『ゆらりす®』は、尿をおむつの中に装着するパッドで、尿採取を容易にすることを目指しています。医療的ケアが必要な方々や、乳幼児の検診、そして介護施設において利用可能です。この製品は、国内・国外に特許を出願しており、自社のECサイトで販売しています。
会社と施設の紹介
株式会社ゆらりすは、東京都昭島市に本社を構え、採尿サポートパッドの開発や研究支援を行っています。また、特別養護老人ホーム新とみは、社会福祉法人シルヴァーウィングの運営する施設で、介護やリハビリロボットの導入にも積極的に取り組んでいます。
このように、医療と介護の現場での新たな試みが、利用者の生活の質を向上させる一助となることが期待されています。今後もこのような技術が広まり、さらに多くの施設で導入されることを願うばかりです。
公式サイト: