2026年度 秋季JIU日本語教育研究会
2026年9月5日(土)、城西国際大学東京紀尾井町キャンパスにて、秋季日本語教育研究会が開催されます。本会は、日本語教育のさらなる発展を目指し、2018年に設立され、定期的に開催される研究会であり、教育実践力の向上を目標としています。毎年9月と2月に定例会を重ね、調査や研究の発表、ラウンドテーブル、ワークショップ、講演会を通じて、参加者同士が有意義な意見交換を行う場を提供しています。
今回のテーマ「CEFRと日本語教育」
今回の研究会の講演会は「CEFRと日本語教育」がテーマです。「CEFR」という用語は、最近、日本語教育において重要視されていますが、これは「ヨーロッパ言語共通参照枠」の略であり、外国語教育における国際的な評価基準です。この基準は、言語能力をA1からC2の6段階に分け、「その言語を使用して何ができるか」を重視して評価します。
この講演は、現在の日本語教育における実践を見据え、CEFRがどのように寄与できるかを探る絶好の機会です。特に、CEFRは単なる語学能力の基本にとどまらず、人権や民主主義、多文化共生社会を支える教育の理念とも密接に関連しているため、その本質に触れることが重要です。
実施の流れ
第1部:講演会
講演会は、13:30から始まり、約50分間、城西国際大学国際人文学部の准教授である萩原幸司先生による講演が行われます。タイトルは「CEFRから考えるこれからの日本語教育 — 行動中心アプローチと複言語・複文化主義が与える示唆」です。この講演では、CEFRの背景にある理念や、その日本語教育への影響を深く掘り下げていきます。
第2部:実践報告
第2部では、日本語教育に従事する4人の教員が、それぞれの取り組みについて実践報告を行います。それぞれの報告は、現在の日本語教育における実情や、CEFRを基にした取り組みの成果などが紹介され、参加者同士で意見を交わす機会を提供します。報告者は以下の通りです:
1. 林千賀先生(城西国際大学国際人文学部)
- 日本語教育の参照枠と今後の展望
2. 上原真知子先生(一橋大学)
- 楽しみながら情報発信するための学校のマーク制作活動
3. 本城美和子先生(城西国際大学留学生別科)
- 『できる日本語中級』を取り入れたスピーキング科目の取り組み
4. 小野里恵先生(城西国際大学留学生別科)
- 『できる日本語中級』を基にした授業シラバスの検討と実践
参加申し込み
この貴重な研究会は日本語教育に携わる教職員を対象にしており、参加費は無料です。参加を希望される方は、以下のリンクから事前に申し込む必要があります。
申し込みフォーム
研究会は、教育者同士が情報を共有し、新たなアイデアや視点を持ち帰ることができる場となることを目指しています。多様な参加者が集まるこの場で、未来の日本語教育の展望に向けた議論が交わされることを期待しています。
【日時】2026年9月5日(土)13:30~16:30(途中出入り可)
【場所】城西国際大学東京紀尾井町キャンパス3号棟3303教室。
本研究会において、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。