株式会社ABALの新たな挑戦:XRエンターテインメントプラットフォーム「Scape®」
株式会社ABALは、新たなXRエンターテインメントエコシステム「Scape®」を発表しました。このプラットフォームは、革新的な特許技術を用いて現実空間を無限に拡張し、新しい形のエンターテインメント体験を提供します。「Scape®」は、リアルとバーチャルが融合する体験を通じて、従来の興行モデルに革命をもたらそうとしています。
「Scape®」誕生の背景
ABALは、これまでリアルとバーチャルが調和する「ロケーションベースXR」の先駆者として、さまざまなエンターテインメント体験を手掛けてきました。地元自治体とのコラボレーションによる物産展や、最新車輌のバーチャルショールームなど、数多くの成功事例を持ち、多くの来場者にXR体験を提供してきました。しかし、これまでの取り組みを通して、同時体験人数の制限や運営コストの高さといった課題に直面していました。これらを克服するため、ABALは「Scape®」の開発に踏み切ったのです。
「Scape®」の特長
「Scape®」は、ABALが開発した独自のXRエンターテインメントプラットフォームで、以下の3つの特長を持っています:
1. 限られた現実空間を無限に拡張
ABALの特許技術により、実際の空間を大規模なバーチャル空間に変換し、テーマパークの規模を凌駕する体験を可能にします。エレベーターのような空間演出や、巨大な3Dオブジェクトを駆使し、柔軟な収益モデルの提案も行っています。
2. 高効率な運営システム
10年の運営ノウハウを生かした「Scape®」のオペレーションシステムは、最大100人の同時体験を、わずか3人のスタッフで運営できる効率性を誇ります。コンテンツと運営をシームレスに連携させることで、750,000人規模の来場者を想定した体制を構築しています。
3. つながる体験サービス「Scape ID」
「Scape®」では、ユーザーに発行される「Scape ID」を通じて、リアルとバーチャルの体験をまとまりのあるものとして提供します。このIDによって、現実世界の行動がXR空間に反映される仕組みがあり、例えば飲食店での食事がキャラクターのレベルアップに繋がるなど、新たな相互作用を生み出します。
導入実績と今後の展望
現在、いくつかの施設で「Scape®」が稼働しており、体験者による写真撮影は1日15,000枚を超えるなど、大きな反響を得ています。ABALは「Scape®」を通じて、従来のコストの1,000分の1でXRエンターテインメントを実現することを目指しています。今後も商業施設や観光地、アトラクション運営会社との連携を強化し、新しいXR体験の可能性を広げていく計画です。
「Scape®」に関心のある方々からのお問い合わせをお待ちしております。さらにたくさんの人々がこの新しいエンターテインメントを体験できる日が来ることを願っています。