教職員のための良質な情報提供に向けて
東京学芸大学、NPO法人東京学芸大こども未来研究所、そしてジブラルタ生命保険が共同で行うプロジェクトが、教育界に新たな光をもたらしました。このたび発表されたのは、学校教職員向けの情報webサイト「CREDUON FOR TEACHERS」の2024年度アニュアルレポート「SEED」です。7月1日から同サイトで無償公開されるこのレポートは、教育に関心がある様々な方々にとって有益な情報源となることを目指しています。
共同研究の意義
共同研究のテーマは「学校教職員を対象とした情報提供メディアを通した業務活動支援」であり、研究の代表者には東京学芸大学の増田謙太郎准教授が名を連ねています。このプロジェクトは2014年11月から続いており、これまでに発行された記事の数は通算536号に及びます。
アニュアルレポート「SEED」の内容
「SEED」では、2024年度に「CREDUON FOR TEACHERS」に掲載された記事の中から特に教職員の業務活動支援に役立つ12本が選ばれ収録されています。具体的には以下のようなテーマが扱われています:
- - 自分で課題を見つける力
- - 主体的に学習に取り組む態度の評価
- - 教育とお金に関するセミナーなど、合計12記事。
これらの内容は、教育現場で直接役立つ情報として多くの教職員に支持されています。特に、教育の未来を考える上での資源として、多くの教員にとって不可欠な情報となっています。
「CREDUON FOR TEACHERS」とは
「CREDUON」は「CREative + Education + ON」の造語で、教職員の創造的な教育マインドを促進させるためのプラットフォームを目指しています。2014年からウェブ上で情報発信を行い、以来数多くの educators に利用されるメディアへと成長しています。2021年度からは「きくクレデュオン」と称したポッドキャストもスタートし、より多彩な形で情報が発信されています。
提供される情報のカテゴリー
「CREDUON FOR TEACHERS」は以下の3つのカテゴリーで構成されています。
- - VISION:教育の未来に必要な先端情報を提供。
- - ELEMENTS:実際の授業に役立つ情報を提供。
- - HUMAN:執筆者の背景を交えたテーマに基づく内容を提供。
このような多角的なアプローチにより、教職員が日々の教育実践に役立てられる幅広い情報を得ることができます。
結論
今後の教育界に必要とされる情報や支援が詰まった「SEED」は、教育関係者にとって非常に価値あるリソースとなるでしょう。ぜひ、7月1日から無料で公開されるこのレポートを通じて、新しい知識や視点を得ていただきたいと思います。