美ら海サンゴ大作戦2025の成果発表、沖縄の海に希望のサンゴを植え付け

美ら海サンゴ大作戦2025の成果発表

沖縄県浦添市で実施された「美ら海サンゴ大作戦2025」キャンペーンが、養殖サンゴの移植を完了したことを発表しました。この活動は、株式会社パムとオリックス自動車株式会社の共同プロジェクトであり、旅行予約サイト「たびらい」を通じたオリックスレンタカーの利用料金の一部が、このサンゴ保全活動に活用されます。

キャンペーンの概要

「美ら海サンゴ大作戦2025」は、2025年4月1日から9月30日までの期間に実施されました。このプロジェクトの一環として、オリックスレンタカーのハイブリッド車を利用する際の料金の1%が、サンゴ植え付け活動への拠出金として寄付されます。今回、植え付けられた養殖サンゴは160本であり、これによって沖縄の美しい海がさらにカラフルに彩られます。沖電開発会社がその作業を担当し、これまでの活動の累計では、1,847本のサンゴが移植されています。

拠出金と今後の取り組み

今回のキャンペーンでの拠出金は874,556円であり、昨年の725,084円に比べて増加しました。この金額は、環境保全活動の重要性を示すものです。両社は、今後もこのような活動に積極的に取り組んでいく方針です。また、過去のサンゴがどのように成長しているかの報告も行われ、2019年以降に植え付けられたサンゴは最大で約20cmに成長し沖縄の海に生態系を形成しています。

贈呈式と参加者の様子

2025年11月13日には寄付金の贈呈式が行われ、パムとオリックス自動車、沖電開発の関係者が出席しました。イベントでは、各社の代表が集い、相互の協力の重要性を感じる機会となりました。今後の環境保全活動に対する意気込みが語られ、参加者全員から期待が寄せられました。

株式会社パムについて

株式会社パムは、2000年に沖縄で設立された会社で、旅行・レジャー関連のサービスを提供しています。「現地主義」の視点を基に、地域経済を活性化させることに力を入れており、「たびらい」や「ちゅらとく」といった旅行予約サイトを運営しています。今後も沖縄の自然環境を守るために、積極的に取り組んでいく姿勢が伺えます。