フェス戦国時代を勝ち抜くための戦略~ダイジロー×哘誠対談
現在の音楽業界は、激しい競争にさらされています。新感覚音楽フェス「SAMURAI SONIC」の実行委員長であるダイジロー氏と、TOKYO MXプロデューサーの哘誠氏は、この厳しい舞台で生き抜くための戦略や未来について深く掘り下げました。
新たな挑戦を志向する哘誠氏
哘誠氏は、東京メトロポリタンテレビジョンでのプロデューサーとしてのキャリアを経て、多岐にわたるエンタメ案件を担当しています。彼曰く、今年から始めたアパレル事業も、その一環です。「年間100案件を回す」という圧倒的な仕事量を誇り、イベント制作の裏側や、業界特有の生活リズムについても触れました。
「エンタメ業界には特定の生活リズムがなく、常に動き続ける必要があります」と哘氏は語ります。彼のスタイルは、クリエイティブな制作に対する熱意に根ざしています。
コロナがもたらした新たな試練
コロナ禍によって、イベント業界は大打撃を受けましたが、哘氏はその状況を逆手に取り、「イベントと連動したテレビ番組」を作り出し、無限の可能性を引き出しています。「イベントの主催は難しいが、テレビ番組として先行することで、じっくりと土台を固める戦略をとるようにしています」と言い、逆風をチャンスに変える姿勢が印象的でした。
フェスの差別化が生き残りの鍵
ダイジロー氏は、今後の音楽フェス界の生き残りには「差別化」の重要性を強調しました。「他にはないコンセプトがあれば、アーティストも興味を持ちやすい」とし、特に「お祭りのような要素」を取り入れることが、地元の人々を巻き込む良い戦略だと述べました。
「我々も5年目を迎え、何がSAMURAI SONICの強みなのかを常に考えています」とダイジロー氏。イベントの企画には、アーティストの意見や地元の人々の参加を積極的に取り入れる方針が伺えました。
未来のエンタメビジネスを描く
また、哘氏は「IP(知的財産)の活用」に力を入れたいと明かしました。漫画やゲームなど、多岐にわたるコンテンツとの融合により、新たなエンタメの形を模索しているとのこと。「今後の音楽ビジネスは、ライブとそれに付随するグッズ販売に重きを置いていくと考えています」と彼は確信しています。
おわりに
ダイジロー氏と哘誠氏の対談は、現代のエンタメビジネスの変遷やその未来に対する期待感で満ちていました。「SAMURAI SONIC」も、彼らのビジョンを受け、さらに魅力的なイベントへと成長することでしょう。来る10月18日、彼らの新たな挑戦にぜひ注目したいです。