グローバル人材育成
2025-07-31 11:52:00

早稲田大学とオックスフォード大学が協力して新たな経営人材育成プログラムを発表

早稲田大学とオックスフォード大学が提携



早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターは、オックスフォード大学サイードビジネススクールとの共同で、新たな経営人材育成プログラム「グローバルリーダーアクセラレータープログラム(GLAP)」を開発しました。このプログラムは、日本の経営界が直面するさまざまな課題に対処すべく、国内外のトップ大学が力を合わせることで、世界水準の教育を提供することを目指しています。

体制構築の背景



日本の企業は、急速な人口減少と市場縮小という厳しい状況に直面しています。一方で、サステナビリティ、デジタル革新、地政学的リスクなど、グローバルなトレンドが企業経営に影響を与えています。しかし、日本の経営人材は国際経験が不足しており、IMDの「世界競争力ランキング調査2024」によると、国際経験を持つ役員・管理職は67カ国中最下位に位置しています。このような状況を受け、経営人材育成の重要性が再認識されています。

プログラムの詳細



このGLAPプログラムは、2026年2月に東京で1週間の集合研修を実施する予定です。参加者は、早稲田大学の教授陣とオックスフォード大学の教授陣による高品質な講義を受けることができ、国際的な視野を持つリーダーへと成長するための基盤を築くことができます。

統括責任者である早稲田大学の佐藤克宏教授は、このプログラムが日本の経営者育成における新たな高みを目指すものであると力説しています。彼は、オックスフォード大学が蓄積した知見を活かして、日本企業が抱える課題に即した教育を提供することができると自信を示しています。

教授陣の声



オックスフォード大学サイードビジネススクールのジョナサン・トレバー教授も、両校の緊密な協力によって日本の経営幹部候補者に革新的な教育を提供できることを期待しています。彼は、両校の強みを活かしたプログラムが、日本の多様な業界で必要とされる人材を豊かに育成するとの見解を述べています。

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターの役割



早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターは、ビジネスとファイナンスの分野で基礎研究や応用研究を推進する組織です。社会に貢献する専門知識を持った人材の育成を通じて、経済や産業の発展を図ることを目的としています。このセンターは、早稲田大学の学際的な研究機関の一環として存在し、エグゼクティブ教育や共同研究、出版活動などさまざまな機能を持っています。

この新しいプログラムの導入により、早稲田大学は日本における経営人材の育成において重要な役割を果たすことが期待されています。国際的な視野を持つ経営者が育成されることで、日本企業が新たな時代に適応し、持続可能な成長を遂げることができるでしょう。


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会社情報

会社名
学校法人早稲田大学
住所
東京都新宿区戸塚町1-104
電話番号

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