2023年8月20日、第一三共ヘルスケア株式会社の解熱鎮痛薬ブランド「ロキソニンⓇ」は、中学・高校の養護教諭を対象にしたセミナー・ワークショップ「生理痛会議」を開催しました。この取り組みは、養護教諭や生徒が抱える生理痛への理解を深め、実際の対応方法を学ぶことを目的としています。特に、ティーン世代に多い生理痛の実情に向き合い、相談できる環境づくりを進めます。
プロジェクトの背景と目的
このセミナーは「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」に基づいており、2023年3月に発売された「ロキソニンSプレミアムファイン」のプロモーションとしてスタートしました。
「生理痛と正しく向き合える社会を目指す」というテーマのもと、石原さとみさんを起用した広告展開など、幅広い取り組みを行っています。このプロジェクトでは、高校生が性別を問わず早期に生理や生理痛に関する正しい情報に触れるきっかけを提供するため、学校教育への取り組みを重視しています。
セミナーの内容
「生理痛会議」には全国から310名の養護教諭が参加し、オンラインと対面形式で行われました。プロジェクトの趣旨説明の後、産婦人科医の高尾美穂先生より、生理痛や月経困難症、子宮内膜症などの医療的な側面について深く学ぶセッションがありました。先生は、特に生理痛が学校生活に与える影響や、その対処法について具体的な指導法を示しました。
さらに、ワークショップでは、生理痛をどう指導していくか情報交換が行われ、養護教諭同士で参加者が考えたアプローチ方法を共有しました。「生徒にナプキンを渡す際に医薬品の情報を一緒に伝える」など、実践的な提案が多く寄せられました。
特設ページの公開
セミナーで得られた知見をもとに、新たに特設ページが公開されました。「保健室と生理」では、生理痛に関する正確な情報や役立つ教材、事例を紹介しています。このページは養護教諭が情報発信を行う際に利用できる資源の一つとなり、生徒が安心して相談できる環境を作る手助けをします。
先を見据えた取り組み
「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」は、今後も生徒が生理に関する悩みを抱えた際に相談しやすい環境を整備していく方針です。ロキソニンは、教職員向けの情報提供や教育ツールの開発を進めることで、より多くの学生が安心して学び、生活できるような社会を実現することを目指しています。このように、長期的な視野に立った取り組みが今後も期待されます。