行田足袋の魅力が温泉旅館で体験できる!「CoCo JAPAN」が伝統工芸の普及イベントを開催
森トラスト株式会社が推進する産業支援プロジェクト「CoCo JAPAN」は、2024年10月12日(土)・13日(日)に静岡県伊東市の「ラフォーレ伊東温泉 湯の庭」にて、埼玉県行田市の伝統的工芸品「行田足袋」の魅力を伝えるイベントを開催しました。
「行田足袋」は、国の伝統的工芸品に指定されており、和装だけでなく、様々なシーンで活用できることから、近年注目を集めています。「CoCo JAPAN」は、これまで様々な産業支援プロジェクトを通じて、地域の魅力を発信してきました。今回のイベントでは、森トラストグループが保有する温泉旅館を活用し、「行田足袋」の認知度向上を図ることを目的としています。
イベント会場となった「ラフォーレ伊東温泉 湯の庭」は、畳敷きの温泉宿ということもあり、足袋との親和性が高いことから、行田市地元企業の(株)イサミコーポレーション、(株)武蔵野ユニフォームと協力して、イベント開催を実現しました。
足袋の仕上げ工程を体験!オリジナル足袋制作も楽しめるワークショップ
イベントでは、行田足袋の仕上げ工程を体験できるワークショップや、完成前の足袋にオリジナルデザインを施すことができる「My足袋ワークショップ」が実施されました。参加者は、カラフルな柄足袋に目を奪われ、熱心に体験に取り組んでいました。
イベント参加者の声
イベントに参加した人からは、以下のような声が聞かれました。
「足袋にはこれまで馴染みがなかったが、柄足袋が素敵で興味を持った。行田市も訪ねてみたい。」(東京都 50代 女性)
「足袋といえば白足袋・紺足袋のイメージだったが、カラフルな柄足袋・半足袋など、新しいものがあることに驚いた。」(静岡県 60代 男性)
* 「柄足袋の色が可愛く、お気に入りになった。」(東京都 10代 女性)
行田足袋の認知度向上に向けた取り組み
イベント担当者からは、以下のようなコメントがありました。
柄足袋を魅力に感じていただける方の多さに手応えを感じた一方、宿泊者様の新鮮なお声を聴くなかで、若年層への認知の低さ、足袋=和装をイメージするといった、行田足袋の認知を拡大するための課題が改めて浮き彫りになりました。行田足袋は白足袋・紺足袋に加え、洋装にも合うカラフルな柄足袋も多数ございます。伝統的工芸品としての歴史・文化を継承しつつ、新たなライフスタイルを提案して参ります。
今後の展開
「CoCo JAPAN」は、今後も様々なイベントを通じて、地域の魅力を発信し、伝統工芸の継承と発展に貢献していく予定です。12月7日(土)・8日(日)には、神奈川県箱根町の「ラフォーレ箱根強羅 湯の棲」にて、「My足袋ワークショップイベント」第二弾を開催予定です。
「CoCo JAPAN」プロジェクトについて
「CoCo JAPAN」は、日本各地から魅力ある逸品を発掘し、国内外へと羽ばたくサポートを行うプロジェクトです。都心でのプロモーション機会の提供、森トラストグループのオフィスやホテル施設を利用したイベントの実施、商談会などの販路拡大や成長支援を通じて、日本全国の「隠れた逸品」を発信していきます。
森トラスト株式会社について
森トラスト株式会社は、日本の都心部における大型複合開発や、全国のホテル&リゾート事業を手掛ける総合不動産ディベロッパーです。「不動産事業」「ホテル&リゾート事業」「投資事業(国内・海外)」の3事業を主軸に、国内外64棟のビル・住宅・商業施設と、35ヶ所のホテル・リゾート施設(2024年3月時点)を展開しています。
当社は、都市開発や観光資源となる歴史的建造物を保存・活用したホテル開発などを通じて、日本の国際競争力を高める事業を推進してまいります。