神戸を中心にスタートアップ支援を加速するBIG Impact K2号ファンドの始動
東京・渋谷に本社を構えるBIG Impact株式会社が運営する「BIG Impact K2号投資事業有限責任組合(通称 K2ファンド)」は、最近初めての投資を行いました。この投資活動は、関西・神戸地区を拠点とするスタートアップエコシステムの発展を目指すものであり、地域と国際的な連携を促進することを目的としています。また、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社や再春館共創ラボラトリーが新たなリミテッド・パートナー(LP)として加わり、ファンドの基盤強化も進んでいます。
K2ファンドの概要
K2ファンドは、関西、特に神戸を中心に活動するスタートアップファンドですが、特定の地域だけに依存することなく、全国各地の金融機関や事業会社、さらには東アジアの投資家たちとも連携していきます。地域に根差しながらも、外部とのつながりを活かす構造を実現目指しています。
ファンドは「地域(行政)×金融機関×事業会社」という三層構造を基盤とし、スタートアップに対して資金だけでなく、実証フィールドや事業連携の機会をも提供することを目指しています。これにより、社会に実装されるまでの支援を行い、地域の成長モデルを実現します。
投資の重点領域
K2ファンドは、以下の3つの領域に重点を置いて投資を行います:
1.
産業基盤のデジタルトランスフォーメーション(DX):製造業や物流、AIなど、関西の産業基盤に応じた事業を推進。
2.
ヘルスケアとウェルビーイング:医療機器やデータ、ライフスタイルに関連する事業を通じて、社会的価値と経済的リターンの両立を図る。
3.
都市やインフラの実装:スマートシティや観光、ドローンなど、新しい体験を都市で実証することを支援。
具体的な投資先
K2ファンドは、以下の3社への投資を実行しました。
1. 株式会社INTEP
- - 事業概要:リハビリテーション医療特化の情報プラットフォームを提供。
- - 投資背景:高齢化社会の進展に伴いリハビリ市場の需要が増加している中、特に医療DXの流れを背景にその成長が期待されています。
2. 株式会社アークス
- - 事業概要:AI・ロボティクス技術を用いた不妊治療の効率化を図る。
- - 投資背景:生殖補助医療の需要が高まる中、医療現場の作業効率化の必要性から独自のソリューションを提供するアークスへの投資を決定。
3. 株式会社Arktus Therapeutics
- - 事業概要:iPS細胞由来の人工軟骨の研究開発。
- - 投資背景:バイオ3Dプリンティング技術における日本の優位性を活かし、健康長寿社会に貢献する技術への投資が期待されています。
今後の展開
K2号ファンドは、これらの投資活動を通じて、事業会社や金融機関、自治体との連携をさらに強化していきます。新たに参画するNXグループや再春館グループとともに、地域の産業基盤と国内外のスタートアップをつなぐことで、新たなビジネスの創出および地域経済の発展へと寄与する予定です。
ファンド概要
- - ファンド名:BIG Impact K2号投資事業有限責任組合
- - ファンド規模:目標30〜50億円
- - 投資対象:国内外の革新的なスタートアップシード、アーリー中心
会社概要
- - 会社名:BIG Impact株式会社
- - 代表者:代表取締役 CEO 細野 尚孝
- - 設立:2022年6月
- - 事業内容:ベンチャーキャピタル事業およびイノベーション創出事業
- - 本社:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 15F