NECネッツエスアイとTinyFish社がAI分野で提携、データバンク事業を強化

NECネッツエスアイとTinyFish社の戦略的提携について



NECネッツエスアイ株式会社(以下、NECネッツエスアイ)は、この度アメリカのTinyFish社と協力し、AIエージェント向けのデータバンク事業に新たに参入することを発表しました。今回の提携は、AIエージェントのトークンコストを最適化し、企業や公共機関におけるAIエージェントの導入を加速させることを目指しています。

AIエージェントの普及とその課題



近年、生成AIの進化に伴い、ビジネスシーンにおいてもAIの利用が急速に普及しています。特に、業務の自動化・高度化を実現するAIエージェントに対する期待が高まる一方で、Web上には不正確または古い情報が氾濫しているため、信頼できるデータを収集することが重要な課題として浮上しています。このため、正確で信頼性の高いデータが蓄積されたデータバンクの必要性が増しています。

TinyFishの特徴



TinyFishは、ウェブ上の情報を人間のように自律的に巡り、並行して処理しながら情報を収集する能力を持つAIサービスです。特に、APIが提供されていないサイトや動的コンテンツ、ログイン必須のページに対しても最適なアクセス制御を行い、正確なデータを取得します。収集した情報の鮮度や正確性を相関的に分析し、AI特有の「ハルシネーション」を防ぐために、AIが自己調査を行う仕組みを備えています。このようにして、高信頼性のデータを構造化することが実現されています。

BCP(事業継続計画)への応用



今回のパートナーシップにおいては、まずBCPの領域でのソリューションとして、TinyFish社が提供する「TinySonae」を導入します。例えば、災害などの非常時においてSNS上の錯綜した情報の中から、リアルタイムで正確な事実を抽出し、迅速な意思決定をサポートします。今後はこの技術をサプライチェーン、マーケティング、ファイナンスなどのさまざまな業務領域にも展開する計画です。

パートナーシップの意義



NECネッツエスアイは、「AI Agent Readyプロジェクト」の一環として、AIエージェントを利用するためのインフラとプラットフォームの提供に加え、TinyFishから収集した高精度なデータを活用し、企業の迅速な意思決定やビジネスの変革に貢献することを目指しています。TinyFish社のCEO、Sudheesh Nair氏は「日本市場におけるNECネッツエスアイとのパートナーシップを心より嬉しく思い、AIエージェントがビジネスにどのように活用されるかを示す重要な機会と考えています」と述べています。

未来に向けた展望



NECネッツエスアイとTinyFish社の提携は、AI技術の進化をより加速させ、企業が正確かつ最新の情報に基づいて迅速に意思決定を行えるように支援するものです。情報の質がビジネス成功の鍵を握る今、両社は共同で信頼できるデータバンクを構築し、日本国内におけるAIエージェントの普及に向けて推進していく考えです。

会社情報

会社名
NECネッツエスアイ株式会社
住所
東京都港区芝浦三丁目9番14号NECネッツエスアイ本社ビル
電話番号
03-4212-1000

トピックス(IT)

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