日本自然保護大賞2025
2025-12-12 17:27:01

愛知県立佐屋高等学校が日本自然保護大賞2025で大賞受賞

愛知県立佐屋高等学校が受賞した自然保護大賞



2025年12月18日、愛知県立佐屋高等学校科学部が「日本自然保護大賞2025」の子ども・学生部門でトップ賞を受賞する授賞セレモニーが開催されます。この行事は、自然保護と生物多様性の保全に向けた子どもたちの取り組みを評価し、広く知らしめることを目的としています。

授賞セレモニーの詳細


日時


  • - 2025年12月18日(木曜日) 15:00~16:00

場所


  • - 愛知県立佐屋高等学校
愛知県愛西市東條町高田39

出席者


このセレモニーには、選考委員長の土屋俊幸氏(公益財団法人日本自然保護協会理事長)や、IUCN親善大使のイルカ氏(シンガーソングライター、絵本作家)らが出席します。

受賞活動の背景


愛知県立佐屋高等学校科学部が受賞した理由は「水田環境の保全」と「生物多様性を守るための高校生の取り組み」です。具体的には、ナゴヤダルマガエルや水生昆虫の調査活動、外来種であるスクミリンゴガイやアカミミガメへの対策を積極的に行っており、水田や水路の生態系維持に貢献しています。
このような活動は単に地域の環境保全に留まらず、大学や研究機関と連携しながら研究水準を向上させ、地域の子どもたちへの教育普及活動を通じて広がりを見せています。

日本自然保護大賞とは


「日本自然保護大賞」は、2014年に設立され、自然保護や生物多様性保全に貢献した活動を顕彰するものです。地域性、継続性、先進性、協働性といった視点から選出され、受賞者の努力が広く知られることで、SDGsやネイチャーポジティブの実現に寄与することを目指しています。

公益財団法人日本自然保護協会


この団体は1951年に設立され、自然保護と生物多様性の保全を目的とする日本で最も歴史のあるNGOの一つです。これまでに、尾瀬や屋久島、小笠原、白神山地などの自然環境の保護活動において、多大な貢献をしてきました。「自然のちからで、明日をひらく。」というメッセージのもと、人と自然が調和して生活できる社会を作ることを目指しています。

今後の展望


愛知県立佐屋高等学校科学部の取り組みは、ただの教育活動にとどまらず、地域農業や自然環境保全に向けた新たな可能性を秘めています。このような活動を通じて、未来の世代に持続可能な社会を引き継ぐことが重要です。受賞を機に、さらなる活動への期待が高まる中、地域の皆さんと共に更なる発展を遂げていくことが求められています。

この授賞式を機に、多くの人々が自然環境保護の重要性に触れ、関心を高めることを期待しています。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本自然保護協会
住所
東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
電話番号
03-3553-4101

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