ユニクロの新たな挑戦
ユニクロが新たな店舗体験を提供すべく、横浜ベイサイドにオープンした「UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店」が話題です。この店舗は、建築物の意匠登録第1号に認定されており、ただのショッピングスペースではなく、独自の公園型店舗の形態をとっています。屋上はスロープ状になり、すべり台やジャングルジム、さらにはボルダリングなどの設備が整った公園として開放されています。
魅力的な遊び場とショッピングの融合
この施設は、横浜や東京湾の美しい景色を楽しむことができるロケーションで、晴れた日には富士山の姿も眺められます。そして、公園で遊んだ後には、すぐに店舗内部にアクセスし、気軽にショッピングを楽しむことが可能です。このように「PLAY」をテーマにしたユニクロの新たなビジョンは、トータルプロデューサーの佐藤可士和氏によって構築され、建築家の藤本壮介氏がデザイン監修を手掛けました。
さらに、遊具の設置については教育玩具を扱うボーネルンド社と協力して実現し、特に子供たちにとって楽しい空間が設計されています。
原宿店も注目のスポット
一方、東京の原宿に位置するユニクロの「UT POP OUT」も新たな魅力を持つ店舗です。この店舗は、世界最大級のUT(ユニクロ・ティー)専用売り場として知られ、アーティストやブランドとのコラボレーションアイテムが多数展示されています。店内に入ってすぐに目に入るのは、アート作品のように配置されたUTのセレクションです。
店内では、LEDのメッセージが走り、奥には最新のUTアイテムに関連する映像が流れる巨大スクリーンがあり、アートとカルチャーを発信する拠点としての役割も果たしています。
デザインにこだわるユニクロ
この2つの店舗はいずれもユニクロのデザインに対する強いこだわりを証明する事例です。今後もユニクロは、これらのユニークな店舗デザインを通じて、顧客に新しい体験を提供し続けると発表しています。ユニクロは、ショッピングを楽しむだけでなく、遊びや文化といった新しい価値観を提供することで、次世代の店舗像を描いているのです。ユニクロの取り組みは、単なる買い物を超えた新たなライフスタイルの提案として、多くの人々に支持されることでしょう。
店舗概要
UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店
- - 住所: 神奈川県横浜市金沢区白帆6-5
- - 交通: 横浜シーサイドライン「鳥浜」駅から徒歩10分
- - 売場面積: 約660坪(地上1階、3階の半分)
- - オープン日: 2020年4月13日
ユニクロ原宿店
- - 住所: 東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU
- - 交通: JR山手線「原宿駅」から徒歩1分
- - 売場面積: 約600坪(地下1階、地上1階)
- - オープン日: 2020年6月5日
ユニクロが提供する新たな店舗体験は、多くの人々にとって訪れてみたい場所となることでしょう。