EQUES SIGGRAPH 2025
2025-08-07 10:24:58

東京都に拠点を置くEQUESが国際会議SIGGRAPH 2025にてPOSTERS採択

株式会社EQUESがSIGGRAPH 2025での成果を発表



東京都文京区に本社を置く株式会社EQUES(エクエス)は、経済産業省やNEDOが支援する「ANIMINSプロジェクト」に基づく研究が、2025年8月にカナダのバンクーバーで行われる世界最大のコンピュータグラフィクス会議「SIGGRAPH 2025」にてPosterとして採択されたことを発表しました。

SIGGRAPH 2025の意義


「SIGGRAPH」はCG分野の権威ある国際会議であり、業界の最前線に立つ研究者や専門家が集結します。CG技術の最新動向や研究成果がフィードバックされるこの大会は、世界中のクリエイターにとって大きな意味を持っています。この場でのプレゼンテーションは、業界内外問わず、多くの関心を呼ぶことでしょう。

ANIMINSプロジェクトの概要


ANIMINSプロジェクトは、オー・エル・エム・デジタル社により実施されている生成AIの実証事業です。AIは単なる制作ツールとして位置づけられており、その利用がアニメ制作現場においてどのように実現できるのかを徹底的に探求しています。

論文の内容


今回採択された論文は、レイアウト制約を持つテキストから画像を生成する技術に関するもので、特に広告やポスター、UIモックアップにおいて求められる"空白領域"の扱いに注目しています。この研究では、ユーザーが設定したデザインレイアウトに基づいて、指定された空白領域を維持しつつ、他の領域に関しては多様で視覚的に忠実なコンテンツ生成を実現する手法「SAWNA(Space-Aware Text-to-Image Generation)」を提案しています。従来の手法では、手作業での調整が求められる場合が多く、コストがかかるものでしたが、SAWNAはその課題を克服することが期待されます。

SAWNAの特徴


SAWNAは、特定の領域でオブジェクトが生成されないように設計されており、新しいトレーニングが不要なアプローチを取っているため、多くの実応用において即座に利用することが可能です。この特徴は、プロジェクトにおける迅速な導入を容易にし、アニメ制作現場においても大きな効果を見込むことができます。

今後の展望


EQUESは、ANIMINSプロジェクトを通じてアニメ制作の技術をさらに発展させる計画です。「Training-free」と呼ばれるアプローチを用いることで、計算資源のコストも抑えつつ、高い柔軟性と応用力を持った技術開発を進めていきます。特に、アニメ制作のようにレイアウトが重要な分野において、SAWNAは実用的な解決策を提供することでしょう。

株式会社EQUESについて


EQUESは、高度な機械学習技術を駆使して、社会と技術の融合を目指すスタートアップです。2022年に設立されたこの企業は、東京大学松尾研からのスピンオフであり、若い創業者たちの専門知識を結集し、企業の課題に立ち向かうことで、最先端のAI技術を社会に実装していくことを目指しています。

お問い合わせ


  • - 社名:株式会社EQUES
  • - 代表取締役:岸尚希
  • - 設立:2022年2月
  • - 所在地:東京都文京区本郷3丁目30番10号 本郷K&Kビル2F
  • - 事業内容:AIソリューション開発
  • - 公式サイトEQUES公式サイト

このような素晴らしい成果をもたらすEQUESが、今後どのような技術革新をもたらすのか、期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社EQUES
住所
東京都文京区本郷3-30-10本郷K&Kビル2F
電話番号

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