そごう・西武のホワイトリボン運動
そごう・西武は、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づき、「誰ひとり取り残さない」社会実現に寄与する活動として、ホワイトリボン運動を支援しています。この運動は、妊娠や出産に関する問題に直面している途上国の女性や赤ちゃんをサポートするための取り組みであり、具体的には毎年オリジナルのホワイトリボンピンバッジを製作・販売しています。
母親と赤ちゃんを救う取り組み
国際保健機関であるWHOのデータによれば、毎年約28万7000人の女性が妊娠や出産により命を落としています。これは、1日あたり約800人、2分に1人の女性がその犠牲になっていることを意味します。特に、サハラ以南のアフリカでは、すべての妊婦死亡の約70%が発生しており、赤ちゃんも多くの命が失われています。これらの厳しい状況を受けて、そごう・西武は2013年から毎年、「ホワイトリボン運動」に賛同し、ピンバッジを通じて資金を提供しています。
ホワイトリボンピンバッジの販売
今年もそごう・西武では新たな「ホワイトリボンピンバッジ」を販売します。販売期間は11月1日から12月25日までで、価格は1個350円(税込)です。販売は各店舗の「こども靴下取りカウンター」など、指定された売場で行われますが、店舗によっては販売場所が異なるため、事前に確認することが大切です。また、数量限定のため、早めの購入を推奨します。
特別なデザイン
今年のピンバッジには、「国際女性デー」のシンボルカラーであるミモザ色の石が飾られています。このデザインは、女性や母親の権利を象徴するものであり、運動の理念を視覚的に表現しています。
自動販売機からの支援
さらに、そごう・西武ではホワイトリボン運動関連の自動販売機も導入しています。2013年から、売上の一部が寄付される仕組みを作り、これにより2024年までに112万3158円を寄付する予定です。このように、日常的に利用する製品の販売を通じて、持続可能な社会に貢献しています。
SDGsへの取り組み
そごう・西武は、ホワイトリボン運動を通じて、SDGs達成に向けた活動を今後も続けていく姿勢を示しています。消費者がピンバッジを購入することで、途上国の母親と赤ちゃんの命を救う手助けとなるこの状況は、企業の社会的責任の一環として大変意義深いものです。
この活動を通じて、そごう・西武はより良い社会の構築に向けた貢献を果たしていくことでしょう。ご興味のある方は、ぜひ店舗に足を運んで、ホワイトリボン運動に参加してみてはいかがでしょうか。