ダイナスキャンが超高輝度LCDディスプレイを発表、美しさと明るさを両立

超高輝度LCDディスプレイ「ダイナスキャン」をご紹介

ダイナスキャン・テクノロジー・ジャパン株式会社は、2019年6月に発表した新型超高輝度LCDディスプレイ「ダイナスキャン」を販売開始しました。この新しいディスプレイは、3500cd/m²の驚異的な明るさを誇り、ショーウィンドウを通じた情報発信にぴったりです。市販されるのは、75型、55型、42型、32型のモデルで、デジタルサイネージの活用が期待されます。

1. ダイナスキャン超高輝度LCDディスプレイの特長

(1) 明るさと美しさの両立

ダイナスキャンの超高輝度LCDディスプレイは、日中の屋外環境でも視認性を保つことができます。これまでのデジタルサイネージでは、太陽光の下で画面が見えにくくなる問題がありましたが、ダイナスキャンの新しいディスプレイでは、外光に負けず鮮明な画面を実現しています。

(2) 自動輝度調整機能

また、外光センサーを搭載しており、夜間は自動的に低輝度に調整することが可能です。これにより、ユースケースに応じた適切な輝度を維持し、エネルギー効率の向上にも寄与します。

(3) 自然色再現

「True Color」技術により、CIE規格で定められた日光の色温度に相当する6500度（D65）の自然な色温度で出荷されています。さらに、カリブレーションを行うことで、より忠実に原画を再現できます。

(4) 耐久性の高い設計

耐久性も申し分なく、通常の使用条件下であれば、50000時間の使用でも輝度の低下は1割以下に抑えられます。24時間連続運転にも耐える設計となっています。

2. 販売と用途

このディスプレイは、日本全国のデジタルサイネージ販売業者を通じて購入可能で、さまざまな業種での利用が見込まれています。商業施設、交通機関、金融機関、飲食店、テーマパーク、そして公共施設に至るまで、幅広いシーンでの効果的な情報発信が可能です。

2019年6月12日から14日にかけて、千葉県の幕張メッセで開催される国内最大級のデジタルサイネージ展示会「DSJ2019」においても出展予定です。この展示会では、超高輝度LCDディスプレイの他にも、防水防塵機能を持つDOシリーズや屋内用のDIシリーズも紹介される予定です。