渋谷を代表するアートイベント「Shaun IN SHIBUYA」
渋谷の街中が一気に賑やかに彩られるアート&チャリティプロジェクト「Shaun IN SHIBUYA」が、5月5日からスタートします。このプロジェクトは、人気キャラクター「ひつじのショーン」を使って、地域の子どもたちを支援することを目的とし、多くのアーティストが参加しています。
開催発表とプロジェクトの意義
プロジェクトの発表イベントには、主催者であるショーン・イン・シブヤ・プロジェクトの実行委員長である小林氏、渋谷区の長谷部区長、そして商店会連合会の大西会長が登壇し、プロジェクトの意義を力強くアピールしました。小林氏は、「このプロジェクトは、多くの方々が協力して成り立ったもので、皆で一つの目標に向かって進んでいます。成功には皆さまの参加が欠かせません」と感謝の意を示しました。
長谷部区長も、「このようなチャリティイベントが渋谷で行われることを嬉しく思います。参加者は30体のユニークなショーンたちを楽しむことができ、その結果、寄付金が地域の子どもたちに使われます」と地域貢献の観点からこの企画を支持しました。
アートの楽しさを再発見
本プロジェクトのアートディレクターであるTaku Yoshimizu氏は、参加するアーティストを代表して登壇しました。彼は、「アートは難しいと思われがちですが、ひつじのショーンというキャラクターを通じて、皆が楽しめるアート体験を提供したい」と、このプロジェクトへの思いを語りました。
Yoshimizu氏が手掛けた「Parairie Sheep」という作品は、彼自身の渋谷体験を反映しています。カラフルなデザインが特徴の大型オブジェは、当日、子どもたちとともにライブペイントを行い、完成に至りました。これについてYoshimizu氏は、「今の渋谷を未来へと繋げていく、そんな思いを込めて描きました」と語りました。
地域に根付くチャリティ文化の実現へ
イベントはユーモアに溢れた言葉で締めくくられました。大西会長は、「このチャリティ期間中、渋谷は犬だけでなく、ひつじも盛り上がっています」と、来場者を楽しませました。最後には、参加者全員で「シブヤ系ショーン」のフォトセッションを行い、笑顔でイベントの幕を閉じました。
これからの展望
「Shaun IN SHIBUYA」では、渋谷区内の様々な場所に設置された30体のショーンオブジェが展示されます。展示後には、オークションが企画されており、収益は当地の子どもたちを支援するため、公益法人へ寄付される予定です。また、チャリティグッズの販売も行われ、目の前のニーズに向き合うプロジェクトとなることでしょう。
このプロジェクトは、地域の人々と協力しながら進められ、地元の子どもたちを支える支援活動が行われる大事な試みでもあります。ぜひ多くの方々が参加し、支援の輪を広げていくことを期待したいです。
■「Shaun IN SHIBUYA」イベント概要
- - 開催期間 : 2016年5月5日(木・祝)~5月22日(日)
- - 開催場所 : 渋谷、表参道、原宿、恵比寿、代官山
- - 展示数 : 30体
- - 参加アーティスト : 29組
- - 主催 : ショーン・イン・ジャパン・プロジェクト
- - 寄付先 : 日本赤十字社医療センター、社会福祉法人渋谷区社会福祉協議会
- - オークション開催時期 : 2016年冬頃を予定
- - URL : Shaun IN JAPAN
また、熊本地震への義援金募集も行い、募金箱が設置されるなど、地域のつながりが感じられる活動にも注目が集まります。これらの取り組みに参加することで、ひつじのショーンとともに、より良い未来を築いていきましょう。