介護サービスの挑戦
2025-02-24 09:43:15

介護保険外サービスで高齢者を支える新たな挑戦

広島県呉市にて、地域の高齢者支援が進化を遂げています。令和元年8月に立ち上げた介護保険外サービス「心」が、その中心となり、延べ2,685件の支援を行う人気サービスに成長しました。特筆すべきは、3か月内の再利用率が92%を超えている点で、地域の高齢者から厚い信頼を受けていることがわかります。このサービスが目指すのは、単なる介護の提供だけでなく、高齢者が自分らしく、住み慣れた地域で生活を続けられることの支援です。

「心」は、介護保険ではカバーできない場面に焦点を当て、年中無休・24時間営業で利用者に対応しています。これにより、独自の介護モデルを確立し、呉市全体でのサービスの拡充を目指しています。特に、老々介護やヤングケアラー、ビジネスケアラーといったさまざまな介護者のニーズに応えることが求められており、「心」はその可能性を広げています。

令和6年12月には、呉市の起業家支援プロジェクトにも参加し、さらなる事業範囲の拡大を目指します。その一環として、現在、呉市ふるさと納税型クラウドファンディングに挑戦しています。このプロジェクトは、令和7年1月25日から3月25日までの期間、Motion Galleryにて行われ、目標金額は150万円です。目標達成に向けて、多くの支援が期待されています。

クラウドファンディングのリターンには、ホームページへの掲載や介護相談サービス、さらにはマンツーマンセッションなどがあります。これらを通じて、支援者が直接このプロジェクトに関与できる機会も提供されています。具体的には、10,000円から20,000円の寄付で介護に関する相談を受けられるプランや、150,000円から300,000円では、介護保険外サービスの立ち上げから運営方法についてのセッションも用意されています。

この取り組みは、介護業界の新しい風を吹き込むものと期待されています。特に、平均時給の約1.4倍の報酬を提供することで、潜在的な医療・福祉専門職の活躍の場を広げ、収入の向上にも寄与します。また、指名ヘルパー制の導入により、質の高い支援を行うことができる体制が整えられつつあります。

高齢化が進む日本において、単なる介護サービスではなく、地域全体での支援体制を築くことが求められています。「心」が提案する新しい介護の形、『呉モデル』は、高齢化率日本一の町からの新しい挑戦となっています。クラウドファンディングを通じて、多くの人々にこのプロジェクトの存在と意義を知ってもらい、共に高齢者を支える社会を構築していくことが目指されています。

今後も、この「心」の取り組みに注目し、地域での介護の在り方がどのように進化していくのか、様々な視点から応援していく必要があります。団体設立を目指す今、皆様の温かいご支援が求められています。ぜひ、呉市への理解を深め、協力し合える関係を築いていきたいところです。


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会社情報

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介護保険外サービス『心』
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