2025年大阪・関西万博における未来型アクアリウムの提案
2025年に開催される大阪・関西万博。この国際的なイベントの一環として、ジェックス株式会社が初めて展示することになるのが「IoT未来水槽」です。この未来型アクアリウムは、ただ美しいだけでなく、IoT技術を駆使してメンテナンスの手間を大幅に軽減し、人々に新しい楽しみ方を提供します。
IoT未来水槽とは?
IoT未来水槽は、従来のアクアリウムに関するさまざまな課題を解決するために開発されました。特に注目されるのが、管理コストを削減することができる水再生システムや、遠隔操作可能なIoTシステムです。これにより、遠方からでも水槽の管理が可能になり、学校や病院、高齢者施設でも簡単に導入することができるようになります。アクアリウムが持つ癒しの効果を、より多くの人々が体験できることを目的としています。
展示される水槽のサイズは、幅68×奥行68×高さ39cmで、水容量は約150リットル。全体のサイズは幅108×奥行71×高さ146cm、水容量は約300リットル(ろ過槽含む)と、コンパクトながらも大迫力の展示が実現します。この水槽では、掃除や水換えの頻度を大幅に軽減し、アクアリウム投影システムを通じて、見ている人々に新たな視覚的楽しさを提供します。
心の癒しと科学的アプローチ
ジェックスは、2008年から岐阜大学と連携し、アクアリウムの癒し効果に関する研究を行っています。この研究の中で、アクアリウムがストレスの回復に役立つだけでなく、子供たちの想像力や高齢者の興味を引き出す要素を持っていることが明らかにされました。しかし、従来のアクアリウムは管理に手間がかかるため、導入場所が限られていました。
これを解消するのが、未来型水槽なのです。アクアリウムは人々にやさしさをもたらし、高齢者施設や各種福祉施設においても、心の安らぎを与える存在として期待されています。
展示詳細と今後の展望
「IoT未来水槽」の展示は、2025年9月30日から10月6日まで毎日9:00から21:00まで開催されます。場所は大阪ヘルスケアパビリオン内のリボーンチャレンジゾーンです。このエリアは、中小企業やスタートアップ企業が新技術や製品を発信する場所として設けられているため、万博を通じた新たなイノベーションの創出が期待されます。
さらに、アクアリウムの魅力を広めるとともに、今後の生活様式に寄与する未来型アクアリウムの可能性に期待が高まります。展示を通じて、アクアリウムの持つ癒しの力や社会的な意義をぜひ体感してみてください。
ジェックス株式会社について
ジェックス株式会社は、アクアリウムを中心とする様々な動物用品の開発・製造を行っている企業です。大阪府東大阪市に本社を構え、水槽やペット用品のトップブランドとして知られています。具体的に、犬猫や小動物、爬虫類用品など、多岐にわたる商品ラインナップを展開し、常に顧客のニーズに応える革新を続けています。
詳細については、
ジェックス株式会社の公式ウェブサイトをぜひご覧ください。