新型コロナ対策として配膳ロボットを導入した居酒屋「定楽屋」

新型コロナウイルス対策の新たな取り組み

福岡の人気居酒屋「定楽屋」が、ウイルス感染予防策として最新の配膳ロボットを導入しました。この取り組みは、従業員とお客様の接触を減少させることで、安全な食事環境を提供することを目的としています。「定楽屋」は定額制の居酒屋で、注文数が非常に多いため、配膳時の接触が特に問題視されていました。そこで、配膳ロボットを活用することで、その接触機会を大幅に削減し、安心して食事を楽しめるスペースを確保しています。

人と接触を最小限に

配膳ロボットは、中国のコロナウイルス隔離施設でも使用されており、その実績が信頼の証となっています。「定楽屋」では、ロボットが配膳を担当することで、従業員とお客様の接触を可能な限り避けることができます。ロボットは、オーダーされた料理や飲み物を正確に届ける能力を持ちつつ、立ち寄る度に不安を抱えることなく、美味しい料理を楽しむことが可能となります。

多角的なウイルス対策

ただし、配膳ロボットの導入だけにとどまらず、「定楽屋」では他にも様々なウイルス感染予防策が実施されています。具体的な対策内容は次の通りです：

- 消毒液の設置

店舗の入り口や店内には消毒液を設置し、来店されるお客様に手指の消毒をお願いしています。

- 従業員の健康管理

従業員には手洗いとマスクの着用を義務付けており、出勤前には体温検査も行っています。

- 清掃・換気の徹底

店内の清掃と消毒は徹底して行い、定期的な換気も実施しています。

- 情報発信

店内には、新型コロナウイルスに対するお店の取り組み状況を掲示し、お客様に安心感を提供します。

定額制居酒屋「定楽屋」の魅力

「定楽屋」はそのユニークな料金システムでも知られています。食べ放題・飲み放題で、3000円を超えた料金は一切不要というシステムで、非常に多くのお客様から支持を受けています。2018年に愛媛県松山市で初めてオープンし、以来、全国に10店舗を展開中で、最近ではメディアに取り上げられる機会も増えてきています。

短期間で多くの店舗を持ち、話題沸騰中の「定楽屋」は、今後もさらなる発展が期待されています。