シニアが案内するまち歩きツアーに密着!
令和7年9月29日に、葛飾区にて「シニアが案内するまち歩きツアー」が開催されました。このツアーは、地域コミュニティの一環として“葛飾のまち歩きを創る会”が主催し、今回で70回目の記念すべきイベントとなりました。
参加者は、60歳から80歳までの約30名。皆さんは京成高砂駅をスタート地点に、高砂天祖神社や奥戸ローズガーデンなど全5か所を巡り、最後は八剱神社へと向かう道のりを楽しみました。道中に咲く彼岸花が彩りを添え、参加者たちに癒しのひとときを提供しました。
ツアーの主催者である高瀬会長は、「今回は2つの神社でのお話を聞け、また彼岸花が見ごろを迎えていたことが印象的でした。参加者が笑顔で帰る姿は非常に励みになります。今後も地域の魅力を伝えながら、私たち自身もまち歩きを楽しんでいきたい」と語り、今後の活動への意気込みを表明しました。
当日の様子
ツアーは、京成高砂駅を出発し、まずは高砂天祖神社でスタートしました。この神社では、葛飾区指定有形民俗文化財に指定された板絵着色「雨乞絵馬額」について、総代から詳しい解説がありました。
その後、一行は東用水せせらぎ通りや細田神社を経て、目的地の奥戸ローズガーデンへと進みました。残念ながらバラの開花には恵まれませんでしたが、思わぬところで見つけた彼岸花に参加者たちは大いに盛り上がりました。
宝蔵院では、当日の目玉とも言える満開の彼岸花を楽しみ、ゴールの八剱神社に到着しました。参加者たちは、2時間以上のまち歩きに元気に挑戦し、夫婦で参加したお二人も涼しげな顔で帰路につきました。
このように、シニアが中心となったまち歩きツアーは、地域の魅力を再発見する良い機会となるだけでなく、参加者同士の交流や、新たな発見を促す素晴らしいイベントとなっています。今後も、地域の魅力を広める活動が続けられることを期待しましょう。