女性リーダーによる平和構築への道 — ICAカンファレンス開催のお知らせ
ICAインターナショナル文化交流協会(ICA Japan)が、2025年8月6日に衆議院第一議員会館・国際会議室にて「女性リーダーと育む平和構築のための共創カンファレンス」を開催します。これは、分断と対立が続く現代社会において、「女性の声」と「文化の力」を通じた平和構築を目指す対話の場です。
このカンファレンスは、戦後80年という節目を迎えるにあたり、特に女性や少女が戦争や紛争によって直面する様々な人権侵害の問題を取り上げ、彼女たちの声を可視化することに力を入れています。国際社会の中で女性リーダーたちが果たすべき役割や、彼女たちが持つ力について再認識する契機となります。
開催の背景
今日の世界では多くの地域で紛争が拡大し、女性たちはより一層深刻な状況に置かれています。このような中で、ICAは「女性の視点を活かした平和構築の重要性」を強く提唱しており、持続可能な社会実現に向けた活動を続けています。例えば、マルタ共和国での「マルタジャパンピースフェスティバル」では、文化交流を通じて対話の基盤を築いてきました。また、ウクライナ情勢の緊迫に際しては、ウクライナの女性リーダーたちとの国際的な対話も継続して行っています。
カンファレンスの意義
今回のカンファレンスでは、国会議員や外交関係者、そして国際NGOのメンバーが集まり、「分断の時代に、対話と希望を」というテーマで議論を重ねます。日本の女性リーダーの声が国際社会においてどのように発信され、連携の可能性を拓くかについて考える重要な機会です。
プログラムの内容
カンファレンスのプログラムには、以下の内容が含まれています。
- - ICA活動報告
- - CSW69の報告
- - 広島原爆をテーマにした短編映画『サダコの鶴』の上映
- - 基調講演「南スーダンにおける人道支援と武装解除」
- - 戦時下における女性の声に関する討議(ウクライナ、ロシア、ガザ)
- - ICAファシリテーションワークショップ
- - 若者リーダーからの発信
- - 平和アクション宣言
今後の展望
ICAはこのカンファレンスを契機に、2026年の国連CSW70へ向けた国際提言の準備を進めつつ、国内外の連携プロジェクトや教育支援の拡充を目指しています。これまでの活動や出席したイベントの成果をもとに、次世代への育成や企業・行政との連携を深める努力も続けていきます。
最後に、ICAからのメッセージとして、「女性のリーダーシップは社会の再構築と平和への希望そのもの」と述べております。このカンファレンスはただの議論ではなく、実行と共創のスタート地点となることを目指しています。未来を見据え、全世代が関心を持つべき重要なイベントです。ぜひご参加ください。