急増する法人トランクルーム利用　オフィスの収納力をアシスト

トランクルーム利用の新たな潮流

最近、東京都内において中小企業やスタートアップ企業がトランクルームを利用する傾向が顕著になっています。2024年の公示地価が前年比で2.3%上昇したことで、都市部の賃貸住宅の家賃も上がっており、オフィススペースの不足感が広がっています。このような背景のもと、株式会社キュラーズが実施した調査によると、東京都内の中小・ベンチャー企業の34.2%がトランクルームを利用していることが分かりました。

オフィス環境の不満

調査結果によると、企業経営者の約22%が現在のオフィスの広さに対して不満を感じているとのことです。その原因として最も多かったのが、備品や書類などを収納するスペースが不足していること。特に多くの企業が書類や備品の管理に困っており、オフィスの物理的限界がビジネスに影響を及ぼしています。

移転を検討しない理由とは

オフィス移転を考えない企業が33.9%も存在しており、その理由として「コストや手間がかかること」を挙げています。また、移転によってランニングコストが上昇する恐れや、社内のモチベーションが低下する可能性も不安要素となっています。

トランクルームの人気

不満を抱えながらも移転をためらう企業が多い中、トランクルームはそのニーズを満たすサービスとして響いています。特に、トランクルームを利用する企業の約61.5%が「記録媒体」を収納しており、次いで「商品在庫」や「オフィス什器」といったアイテムの収納も人気です。

法人利用の特徴

企業のトランクルームの利用では、個人のお客様よりも管理要素が重要視されています。多くの法人利用者は、店舗に常駐するスタッフによるサポートを高く評価しています。このような人的サポートは、商品の管理や取り扱いに安心感をもたらし、特に高価な設備や機密書類を扱う企業にとって心強い要素です。

キュラーズが提供するサービス

キュラーズは、全国的に展開するトランクルーム業者で、全店舗に専門の収納コンシェルジュが常駐しています。これにより、利用者は思い立ったときに即座にスタートできる柔軟性があります。また、屋内空調完備でセキュリティも万全。荷物の出し入れに便利なサービスも充実しており、自社のトランクルームまで無料で運ぶシャトルサービスも提供されています。